小説「爆弾」呉勝浩

 

講談社

 

ミステリーランキング総なめの話題作。

微罪で捕まった冴えない中年男が取調室で

都内のどこかに爆弾を仕掛けたかも、と言い出し、

その通り次々に爆発がおこっていく、という話。

まあ、ありがちな話ではありますが、

肝は中年男のキャラクター造形ですよね。

そのさじ加減が絶妙でした。

まさかの続編があるということなので、

そちらも読んでみたいと思います。

 

クローバー75点