小説「至誠の残滓」矢野隆

 

集英社

 

新選組の原田左之助、斎藤一、山崎烝が、

明治の世に生きていたら、というお話。

正直あまり期待していなかったのですが、

これがとてもよくできていて面白かったです。

元新選組3人のキャラクター造形もさることながら、

連作短編の形を取っているストーリー構成が見事。

この著者の他の作品も読んでみたいと思いました。

 

クローバー80点

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