小説「名残の花」澤田瞳子

 

新潮社

 

維新後すぐの明治の世。

失脚して23年も幽閉されていた元南町奉行と、

新時代に取り残された能役者の卵。

いくら時代が新しくなっても、

変わらないものが誰にもある。

連作短編のような形を取っていますが、

構成として見事な展開になっていました。

この著者の作品は初めてでしたが、

他の作品も読んでみようと思いました。

 

クローバー80点

フォローしてね…