コミック「うせもの宿」1 穂積

小学館

鮮烈なデビュー作『式の前日』、
天才ゴッホを描いた『さよならソルシエ』に続く、
新人にして最注目漫画家となった穂積の第3作目。
「うせもの」=失くしたものが見つかるという
人里離れた古い宿を訪れるワケありの客たちと、
少女の女将との不思議な物語。
連作短編集の形式を取っていますが、
ネタがある限り、続けられるでしょうね。
大作家への足がかりとして、
こういったシリーズものにも挑戦しなければ。
今後の新作も必ず買う作家の一人です。

80点

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