文春文庫


現在、金城武主演で映画公開中作品。

大好きな伊坂幸太郎のシリーズ連作集。

一週間後に死ぬことが決まっている人間のもとに現れて、

調査の後、死の可否の判断を下す死神の話。

6話収録されていて、それぞれがとても良くできているのですが、

最終話の終わり方が個人的にちょっと……。

今後またシリーズとして続けようとしているテレビの連ドラの

最終回を見ているようでした。

映画の脚本化が、テレビの連ドラをやって失敗した感じ。

最近は逆の方が多いですけどね。

小説でも同じことが当てはまるのだと実感した一作でした。


クローバー70点