そして、お待たせしました(?)。昨年2002年度のベストテンです。
例年通り洋画邦画入り混じってます。
1.ハッシュ(やっとまともな橋口作品)
2.ピンポン(ARATAがよかった)
3.ロード・トゥ・パーディション(ジュード・ロウにビックリ)
4.AIKI(既成概念なしに見てください)
5.ごめん(作品そのものが「新人賞」って感じ)
6.ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(やっぱり歌がいい)
7.木曜組曲(まさに「豪華女優競演」)
8.竜馬の妻とその夫と愛人(三谷幸喜ファンとしては)
9.トータル・フィアーズ(監督のファンとしては)
10.命(豊悦に1票)
監督賞:曽利文彦/ピンポン(緩急の良さ)
脚本賞:橋口亮輔/ハッシュ(脚本が命の作品)
主演男優賞:豊川悦司/命(やっぱりうまい)
主演女優賞:鈴木京香/竜馬の妻とその夫と愛人・木曜組曲(他にいなくて)
助演男優賞:光石研/ハッシュ(この作品の成功のカギ!)
助演女優賞:浅丘ルリ子/木曜組曲(迫力!)
新人賞:久野雅弘/ごめん(作品を代表して)
総じて昨年度はおもしろい映画とそうでない映画の差が開いていたと思います。
ほとんどTVの2時間ドラマとおぼしき映画でさえない作品や、
巨額の制作費を投入しただけのハリウッド大作を見るにつけ、
そんな金があるなら新人監督たちにチャンスの場を、と思ってしまいます。
今年も一本でも多くのいい映画に出会えればと願っています。
2003/2/12