苦しげるです。

先日の為替介入相場で、私は少しだけうまい蜜を吸いました。

そして人間という生き物は、一度うまい思いをするとすぐに勘違いします。

「もしかして俺、為替分かってきたんじゃないか?」

今思えば、この考えが地獄の扉を開くレバーでした。

私はドル円を155.547円で買い。

しかも数量は、かわいらしいお試しロットではありません。

94,200通貨。

ほぼ10万通貨です。

スロットでいえば、設定も確認せずに財布の中身を全部サンドへ突っ込み、さらに台へ向かって「お前、高設定だよな?」と語りかけている状態です。

エントリーした瞬間は、まだ自信がありました。

先日の介入でも結局ドル円は戻した。

今回も多少下がったところで、どうせ円安方向へ戻るだろう。

そんな都合のいい未来だけを見ていました。

しかし、政府が介入を匂わせるたびにドル円は不穏な動きを見せます。

そのたびに、

「ここで切ったら反発するかもしれない」

「前回も戻ったじゃないか」

「政府だって何度も撃てるわけじゃない」

と、自分に言い聞かせて損切りできず。

もはや相場を分析しているというより、政府の発言一つひとつに命を握られながら祈っているだけです。

完全に投資家ではありません。

94,200通貨を人質に取られたギャンブラーです。

介入を信じて入ったはずが、今では介入という言葉に怯える毎日。

画面に「為替」「財務省」「介入」という文字が出るだけで心拍数が上がります。

パチンコなら激アツ演出ですが、今の私にとっては完全に死亡フラグです。

切れば大損。

持ち続ければ、さらに深い地獄へ連れていかれる可能性もある。

それでも「もう一度戻るかもしれない」という希望が、損切りボタンを押す指を止めています。

これが希望なのか、ただの現実逃避なのか。

おそらく後者です。

先日吸った甘い蜜には、とんでもない毒が入っていました。

少し勝っただけでロットを膨らませ、気づけば退場の可能性まで見えている。

勝負に出たつもりでしたが、どうやら私は地獄の扉を開いただけだったようです。

このポジションが助かるのか。

それとも、このまま相場から退場するのか。

次の記事が更新されたら、とりあえず生き残ったと思ってください。

現在、155.547円のロング94,200通貨。

政府と市場と神様を相手に、絶賛フルレバ祈祷中です…