2017年5月2日続き
呼吸器内科へ。
こちらの受付も外科同様いろいろな内科が同居していて人が多いです。
1時間ほど待つ間に問診票を書かされました、ささっと数分です
初めて受診する人向けのパンフレットをもらったり、同じ病院内なのに新鮮です。
診察室に呼ばれて挨拶をすると、現状のおさらいです。
肺腺がんの外科手術を受けたこと。ステージは2Bか3Aであること。
がんには5年生存率というものがあり、肺がんはその中でも厳しい数字であること。
肺腺がんの1A以外の術後では化学療法が標準治療であること。
それによりまだ残っているかもいれないがん細胞を叩くことができること。
そして5年生存率が10%ほど上がること。それでも自分の場合は40~50%くらいです。
次に予定している化学療法の説明です。早い話が抗がん剤です
シスプラチンとビノレルビン(ナベルビン)の2剤併用療法、NP療法を行います。
1週1日目にシスプラチンとビノレルビンを点滴します。6時間
2週1日目にビノレルビンを点滴します。1時間
3週目、または4週目は休みです。
この3週または4週を1クールと呼び、4クールまで行います。
次に副作用についての説明です。
症状で分かる副作用として
吐き気、嘔吐、倦怠感、脱毛、便秘、下痢、むくみ、薬剤アレルギーがある。
検査で分かる副作用として
骨髄抑制(白血球、赤血球、血小板の減少)、薬や輸血で対処する。
白血球・・・抵抗力が落ちて肺炎や敗血症になりやすくなる
赤血球・・・貧血
血小板・・・血が止まりにくくなる
腎障害、肝障害
薬剤性肺障害
治療関連死のリスクが1%あること。
特にシスプラチンは副作用が強く、吐き気、嘔吐、腎障害が強く現れるそうです。
そのため吐き気止めの点滴や飲み薬、水分と利尿剤の点滴が必要になるとのこと。
少し怖い話になりましたがこんな話でした
実際父が抗がん剤を受けた時は、全く効果がない上に副作用が辛く体が弱るだけだった
ので抗がん剤のイメージは非常に悪いです
この後、血液検査を受け昼食を食べてから13時に戻ってくるように言われました。
検査結果に問題がないことを確認して、入院の説明を受けました。
1クール目は入院でします。ベッドの都合で決まり次第電話してくれることになりました。
数日後電話があり、5月12日に入院が決まりました。
最後に入退院センターに寄ってこの日は終了しました。
診察代 11,890円