持つべき友は,「医者・弁護士・不動産屋」なんて言われます。
そこに「センセイ」が入ることはあまりない…
そこに「芸術家」が加わるのはいかがでしょうか。
ボクはなぜか「美術科のセンセイ」とは波長が合うようで,
たいていの勤務校で仲良くなってきました。
皆さん共通して,独立独歩,個性が強い,話が面白い。
中には個展を開く強者もいて,よく招待してもらっていました。
現在開催中の「FACE展2024」,「年齢・所属を問わない新進作家の登竜門」になるべく開催されている展覧会です。
そこに,ボクの友人,小澤俊一さん(中学校美術教師)の作品が入選して展示されています。
全国から出品した作家は,なんと1,184名
「時間をかけた厳正な選考により,将来国際的にも通用するかの制を秘めた力作78点」が入選作品となりました。
小澤さんの作品はその78/1178に入ったのです。
すごいぞ小澤さん
彼の作品がこちら(ご本人の許可を得て掲載します)
作品名は「クレープカフェ」。
近年お気に入りのモチーフ,キッチンカーの連作の一つです。
小澤さんの作品は,どれも現在の日常の一コマを描いています。そこにいる人の息遣いや,話し声,ときに雑踏のざわめきが聞こえてくるような,ボクにとってはそんな作品です。「クレープカフェ」からは,都会の夜の静けさが聴こえてくる,ような気がします。
他にもステキな作品ぞろいです。
小澤さんのおかげで,
久々に奥さんと美術館デートを楽しめました
じゃない,芸術のかほりに心をくすぐられてきました。
やっぱり持つべき友は「芸術家」
いかがですかあなたも。
春の陽気に誘われて出かけてみませんか。
会場はSOMPO美術館(損保ジャパン美術館)(新宿駅西口徒歩5分)
観覧料は大人700円,高校生以下無料。
会期は3月10日(日)まで。
開館時間は午前10時から午後6時(入場は午後5時30分まで)。