能登半島地震義援金受付中~~押上・大黒湯 | 紙風船

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中学校と高校で社会科を教えています(いました)。街探検や銭湯が大好き。ピクトグラムや珍しいものが好き。でも一番の生きがいは、子どもたちに「先生の授業、たのしい」と言ってもらえることです。

ある朝8時,JR錦糸町駅に降り立つ。

向かうは「押上・大黒湯」

スカイツリーと大黒湯の煙突が鎬を削る屈指の光景爆  笑

 

目的は2つ。一つは「朝風呂」

大黒湯は都内唯一のオールナイトで朝10時まで営業ラブ

二つ目の目的は,能登半島地震義援金に協力すること。

こちらは「ゆみたんさん」のブログで教えていただきました。

 

 

入口脇にさっそく張り紙が

なんと1月1日ビックリマーク地震発生のその日に開始!!

いやぁ行動の速さにおみそれしました。

しかも入浴料からの供出,いわば身銭を切っての義援金。

恐れ入ります。

入って右手にフロント,その向かいにちょこんと

お手製の義援金受付の箱。

ご主人の熱い心意気に10円で報いることはなりませぬ。

こちらにも投入してきました。

 

さて,風呂話。

こちらは新機軸新企画の数あれど,基本は昭和の銭湯

ボクは認識しています。

脱衣所は格天井から床まで飴色に輝き,

せまい中に堂々の島ベンチ。畳表が心地よい。

天上から下がる扇風機は珍しい二枚羽根。台秤

窓際にちょこんと木彫りの大黒様が二体。

 

いざ浴室へ。

カランの数は20とやや小ぶり。

中央と左手に洗い場。

奥と右側が湯舟やら。

奥は日向かって左からジェットバスボディバス座風呂

そして露天風呂

23区内ならでは四角に区切られた青空。

でも,足を伸び伸びできて心地よい。

右手には大きな炭酸泉。こちらでもつい目を閉じて瞑想状態。

さらにサウナ水風呂

その間の階段を上ると,大名物の外気浴スペース

 

山小屋風?の囲いの中にチェアが4つ。それにハンモック

寝転がればスカイツリーか煙突か,いずれも天辺とご対面。

唯一無二のくつろぎ空間。

(階段や床板に傷みが出ているので,身体を拭いてタオルもよく絞ってからあがってくださいね)

 

ペンキ絵は富士山と磯浜小島の伝統構図。2024.1.9の文字。

描き換えているんですねぇ。よく見ると可愛いキャラクターが

二人。さて誰でしょう。ご自分の目で確かめてくださいね。

男女の湯の境には「江戸切子」のグラスがずらっと…32個。

この景色も唯一無二。

 

いやぁくつろぐ,くつろぐ…あっという間に…えっ

「蛍の光」が流れてくるびっくりあと20分で10時閉店のお知らせ。

ご主人と短く話をして,義援金を入れて大黒湯をあとにします。

大黒湯さん,ありがとうございます。いいお湯でした。

義援金は3月末日まで続けるそうです。

皆さんもぜひご参加ください。

また,他の銭湯でも同様の支援をしているところがあれば,

訪湯したいのでぜひ教えてください。よろしくお願いします。