先々週の日曜日,夫婦で「勝手にホーム」の万年湯へ。
湯上がりの奥さんが「ねぇねぇ知っている?」と目を輝かせる。
「新宿の銭湯が一つなくなるのよ」
「塩湯でしょ」
「な~んだ」
うん?奥さんはどうして知ったんだ?
「洗い場で隣のおばあさんが話しかけてきてね…」
その方は四谷地区にお住まい。
長年慣れ親しんだ塩湯廃業により,
代わりの銭湯をどこにしようか試して廻っていたのだそうです。
たしかに設備や湯温など「相性」ってありますからね。
代替候補となる銭湯は,大星湯,弁天湯,万年湯,東宝湯,金沢浴場,柳湯,熱海湯,第三玉の湯…
一見たくさんありそうです。
でも,これが大変なんですよ。
新宿区は東西に鉄道網が敷かれていて,四谷地区から一本で行ける沿線の銭湯は少ない。残るは都バスだのみ,こちらは70歳以上の方に「高齢者シルバーパス」があるとはいえ,本数が少ない。
四谷地区の銭湯愛好家の皆さんは,どうされるのやら…。
そして,来る7月1日より東京都の銭湯料金は20円UP!
520円になります。
奥さんは「20円も!毎年値上げしている」とプンプン
まぁその気持ちは分かるけれどね。
週2回ペースで銭湯に通う人は,年間約100回の入湯。
20円の値上がりだと20円×100回=2000円の負担増。
2000円ならばいいじゃないか。
とは奥さんに言えない気弱なボク
それでも銭湯がなくなるのはイヤだ~~
居酒屋で飲むビール大瓶を3本,あるいは大ジョッキを4杯減らします。
それでどれだけの効果があるかって…
えぇそりゃなさそうですね