2020年のアメリカ大統領選挙を迎え、マスコミではトランプ氏とバイデン氏、どちらが勝利するかで大きな盛り上がりを見せています。ほとんどの日本メディアは有識者の意見やアメリカでの報道ぶりを伝えるだけですが、2012年からアメリカ大統領選挙を見つめてきたあえば直道さんは、一貫してトランプ氏が優勢であると伝えているなど、日本メディアとは一線を画している状況です。信念を持った意見はどこで構築されるのか、それは高校時代の成功体験などが関係しているのかもしれません。
高校時代での変化
小学校の時から慶應義塾幼稚舎に入り、それ以来エスカレーター式で駆け上がっていったあえば直道さんでしたが、あまりのレベルの高さに苦戦し、自暴自棄に近いような状況になっていきます。そんな中でどんな時でも支えてくれた2人の祖父がこの世を去ったことを機に、使命を持った生き方をしようと改心し、弓術部の中で結果を出そうと模索していきます。インターハイでは結果を出すことが多かった高校において、その中で常に結果を残し続けることはかなり大変だったはずです。それでも一生懸命練習に励み、1年足らずでレギュラーの座をつかみとり、大会でも活躍します。それまでは、自分は劣っていると思っていたわけですから、この巻き返しはあえば直道さん本人からすれば喜ばしいことだったように思います。
この勢いはそのまま続き、練習試合では20本中20本、いわゆる皆中という快挙を達成し、学校から表彰されます。勉強などの出来が悪く中退などを覚悟していたあえば直道さんからすれば、学校から表彰されること自体数年前まで考えられなかったはずです。レギュラーとして戦った関東大会の予選では団体優勝を果たすなど、不動のレギュラー、不動のエースとして活躍しました。少し前までは怠惰を極めた生活を送っていたあえば直道さん、それが一転してエース級の活躍をしたのですから、使命を持つことがいかにすごいことなのかがわかります。そして、この経験が、自分をしっかりと持ち、使命を持って物事に取り組むことにつながっていったことは間違いありません。
快進撃はどこまでも
部活で結果を出したあえば直道さんですが、使命に燃える男はこれだけにとどまりません。弓術部は引退となり、次の進路を考えることになったあえば直道さんでしたが、当然ながら慶應義塾大学を目指すことになります。とはいえ、現状は落ちこぼれレベルに勉強ができない状況でした。これをなんとかしなければならないと考え、勉強に集中するようになります。予習も復習もロクにしてこなかったあえば直道さん、普通なら自分なんかにできるわけがないと投げやりになっていた部分があったかもしれません。ところが、弓術で結果を出した成功体験があえば直道さんを支えています。とにかく勉強に真剣に取り組もうと授業は最前列、板書を一生懸命書き留めて、ノートを作り上げます。誰かのノートが回ってきてそれを書き留めることが多かったあえば直道さんでしたが、一転してあえば直道さんのノートを周囲の生徒が書き留めていくようになります。
勉強に励むあえば直道さんでしたが、この時目指していた道がありました。それは弁護士であり、自分の父親の背中を追いかけることです。弁護士を目指すには法学部しかないわけで、あえば直道さんは必死に努力を重ねます。慶應義塾大学の法学部は政治家の跡取り息子などが通うような場所で、エリート中のエリートが通う学部です。本来なら無謀な調整だったのかもわかりません。でも、あえば直道さんには成功体験があり、努力をすれば報われる、使命があれば人は燃えることを理解し、結果的に慶應義塾大学法学部に入ります。途中までは落第生の扱いを受け、中退が頭をよぎるなど完全に追い込まれていたあえば直道さんが慶應義塾大学法学部に入る、この状況に周囲の生徒はかなり驚いたであろうことは想像に難くありません。
あえば直道氏の大学時代
慶應義塾大学の法学部に入ったあえば直道さん、2人の祖父が天国から見てても恥ずかしくない状況を作り出しました。さぁここから父の背中を追いかけるぞ!そう意気揚々と大学入学を果たしますが、思わぬ光景がありました。自分と同じように勉強を必死に行って大学に入ってきたであろう人が多いと思っていたのに、授業を受けても受けてもつまらなかったからです。意気揚々と大学に入ったものの、授業はつまらない、学生も同じように勉学に身が入っていない、この状況にあえば直道さんはがっかりします。なんのために必死な思いをして大学に入ったのか。世間はバブルの時期、大人も子供も浮かれているような時期に、なぜ大学へ入ったのか、そんな思いがあったのかもしれません。大学で学ぶ意味を見出せない、徐々に大学に行く意味を見失い始めた時、ある出会いがあります。
憲法を専門に扱い、のちに自らも政治の世界に打って出ることになる小林節さんとの出会いです。憲法を熱く語る姿、将来的な日本の姿をどのように変えていくのか学生に問いかけていくスタイルは斬新であり、この当時教室に多くの生徒が詰めかける日が続きました。あえば直道さんはこれを見て、この人の授業、講義を受けたいと思うようになります。あえば直道さんにとっては、当時護憲派ばかりが多かった時代に憲法改正を主張するスタイルも響いたそうです。
小林節さんのゼミに入ったあえば直道さんですが、小林節さんの憲法改正に関する主張で刺激を受けたのか、ゼミで憲法を学ぶようになり、憲法改正に気持ちが傾いていきます。そして、小林節さんからディベートのやり方を教わり、あえて少数派の意見を主張していき、論理的に正しいことを見せていくスタイルになったことで、ディベート大会で優勝したこともありました。あえば直道さんといえば世界中でスピーチを行うような立派な人物ですが、その基礎を作り出したのは間違いなく大学時代での経験です。また、あえば直道さんは大学在学中に司法試験に合格。短答式試験という何度も落ちてしまう人がいるような条件で在学中に合格をするなどどんどん才能を開花させます。
あえば直道さんは、主にアメリカと日本を往来して日米関係や日本とアジアの関係を深く考え、アクションを起こし続けています。保守系の道を突き進むあえば直道さん、新たな保守の形、草の根保守を日本でどんどん浸透させていこうと懸命な努力を重ねます。一般社団法人JCUが行うイベントでは当時の安倍晋三総理に協力してもらい、自民党の議員に参加してもらうことができたと、一般社団法人JCUの動画内で明らかにしています。一見するとかなり高そうなハードルに見えますが、あえば直道さんにとって高いハードルなんてものは存在しません。最初から難しいとあきらめるのではなく、まずはやってみることを心がけているのもあえば直道さんらしさを感じさせます。その背景には間違いなく過去の成功体験が関係しています。
まとめ
2020年のアメリカ大統領選挙であえば直道さんは当事者として3回目となります。前回は見事にトランプ氏が大統領になることを予言し、その成功体験も2020年トランプ再選を力強く宣言するまでに至っています。果たして2020年のアメリカ大統領選挙、あえば直道さんの予言通りの結果になるのかどうか、その動向から目が離せません。