以下のコメントをいただいた。
 
※以降の文章には居住地メアド等の個人情報も掲載されていることと、本文引用公開に際し手を加えていないことの証明として、スクショでの一部公開としました。
 
 
これまでも複数回、同様の御依頼がありましたが、その何れにおいても以下の主旨で回答。
件の書籍に於ける技術は、当時の師、及びその師の更に師となる方の研究研鑽と工夫によって形成され、伝承された技術体系ですので、有償無償問わず、僕はその技術を指導する立場に無く、技倆にも乏しいので、誠に申し訳ございませんが、御要望には添いかねます。悪しからずご容赦ください
以上
 
今後も同様の御依頼を頂戴する可能性が無きにしもあらずと考え、この引用記事で(今後も含めた)僕からの回答と致します。
 
押忍ビックリマークグー
 
以下参考までに件の書籍を紹介
 

 

 

 

 

さて船越義珍久保田紹山(敬称略)と伝承されたのが旧師の技術体系ではあるが、当然と言えば当然の話で、旧師以外にもその流れを受け継ぐ方々がいる。

 

例えば・・

晩年、私の師であります久保田紹山の綜師、空手界の中祖、富名腰義珍(ふなこしぎちん)師が「空手二十箇条」を書かれ「空手観」を率直に宣言され「裏の形」臨闘形の存在を開示したのをきっかけに、柳生新陰流の剣の理合を取り入れ「総合武術」として武道空手を完成させたのが、先の久保田紹山先生であります。

 

今は故人となられました久保田紹山先生の著書「武道空手攻究」(一橋大学空手部一空会・編)、また資料、文献を探求、組み立て「一本組手」を形成、応じ技に大東流合気道を適用し「理外の理」であるその当て身に極真会の封じ技を応用したものが「護身道」であります。

と、久保田先生の工夫御自身の工夫をきちんと明言している姿勢には素直に敬意。

 

また、僕が過去20年間在籍した極真空手の大先輩であり、僕が出場する交流試合の会場に連れて行った当時の彼女に「一目惚れしちゃった恋の矢と言わしめた増田章師範(僕の所属は黒澤道場が、久保田先生の御子息との交流を同じく明言。

 

 

数年前、私は学生時代の友人を介し、松濤館空手道の創始者、船越義珍師の弟子であった故久保田師範のご子息を紹介された。(中略)後日、再開(※原文ママ)し会食した時、「増田さんの空手は親父の空手と似ている」と感想を頂き、故久保田紹山(正一)先生の著書をいただいた。その本が「空手道攻究」である。実はさらに後日、「俺にはわからない。増田さんならわかるだろう」と、ご子息から久保田先生の多くの研究資料が送られてきた。とても光栄なことで、嬉しかった。

 

更に久保田先生の指導映像ビックリマーク

 

※タイトルは初段ですが「二段」の誤植かと

 

・・と御指導を受けた各々が、各々の工夫“己の空手”を研鑽している姿に感銘。特定の系統や流儀に拘らない、固執しない、またその必要も無い、“脱近視眼”的我が理念の根幹が「ひとつのもの」。ソレ独行無頼で探究する我が道の“これまでとこれから”に更なる自負チョキ

 

 

 
そんな諸々を踏まえた上で、
“当該書籍の技術に関して”
『指導する立場にない』
・・と言うことです。
 
何卒御理解くだされば幸いに存じますお願い