昨日から始まった東京初開催の「特撮のDNA」展。所用で北千住まで出ていたので、そのまま直行しました。…いえ、体調が良くなく、帰宅して休もう、と思っていたのですが、足は勝手に常磐線→京浜東北線と、昨夜のシミュレーションどおりに動いていました。

北千住駅前。飛行機雲。

電車に揺られる事約40分、遂にやって来た「聖地」・蒲田。

東口。蒲田くんことゴジラ第2形態が上陸・侵攻して来たのがこちら側。


信号の真ん中から撮影。この向こうから蒲田くんはやって来た。
「撮ってないで!早く渡って!」


会場は反対の西口。日本工学院専門学校。
画面左手が入り口、ここでチケットを購入します。
今日はざっと下見、中で目に付いたものをご紹介します。

ゴジラ第2形態・原型。

同・第3形態原型。

同・第4形態 2号原型。

「シン・ゴジラ」本編で衝撃のラストを飾ったゴジラの尾部。
羽化直前の新たな個体。

実物の魚の骨などが使われてますね。


そして、再会の刻。


「やあ、夏以来だね!」

「あれからも大変だったのかい?心配してたよ」
身勝手ですが、そんな彼の声が聞こえた気がしました。
幾人もの読者の方が、「蒲田に来るのはsy3さんが心配で明石(の展示会)から追いかけて来るのでは?」と暖かいコメントをくださいました。

長い長い友達、彼になら甘えてもいいよね。
「うん、凄く大変だった。火曜日には裁判所にも行ったんだ。まだまだ大変だよ。」
「そうか。今はちょっと忘れて、他の仲間にも会って行きなよ。」

ありがとう、メカゴジラ。


「ゴジラ」(1954年)から2点。
品川駅構内でゴジラに衝突した列車のミニチュア。当時の実物。

そして…

オキシジェン・デストロイヤー。初代ゴジラを東京湾に葬り去った水中酸素破壊剤の容器と起動装置。
何と実際に撮影に使用された実物!64年も前に、平田昭彦さんが手にした本物が目の前に!

「モスラ」(1961年)より、双子の小美人と二人を運ぶテレパシー遮断トランク。これも実物。

「ゴジラ」(1984年)より、ハイパワーレーザー砲車。実物。

今回最大のサプライズ。
「ゴジラ×メカゴジラ」(2002年)より、三式機龍こと4代目メカゴジラ。甥とふたり、正月の劇場で興奮したことを思い出します。


「ゴジラ 2000(ミレニアム)」(1999年)より、ゴジラ。撮影に使用されたスーツを修復したもので、事実上の実物。

最奥のコーナーに設置されたミレニアムゴジラ対レインボーモスラのセット。

今夏に明石市で開催された時とは結構展示物が入れ替わっており、掲示されている史料や解説は更に異なっています。これは再訪が楽しみです。

因みにチケットは当日中は再入場が可能です。
「戻られますか?」
と尋ねられたので、
「また後日伺います!」
と答えると、
「是非!お待ちしております!」
と笑顔を返していただきました。
物品販売所をウロウロしているうちに、空いていた入り口にはチケットを求める人の列が。次回は開場時間に来た方が良さそうです。

「特撮のDNA展」in蒲田は2019年1月27日(日)まで。会場の日本工学院専門学校はJR蒲田駅西口から歩いてすぐです。HPは↓



色々と辛く厳しいこれからのひと月半になるけれど、ここに通えるなら頑張れます!


「また来なよ、待ってるよ!」
「ああ、必ず来るから待ってて!」



おまけ。


「おい!最初の予定よりかなり予算をオーバーしてないか?!」
「ああ、全く想定外の散財だ!」
「帰りの荷物もまるで違うぞ!」
「ええ。更なる散財を遂げた、sy3大失態です。」
「…コイツは大ごとになりそうだ…(茫然)」