不倫バレした翌日の夕方
夫から、実家に寄ってから
家に帰ると電話がありました。
後で聞いた話しですがこの時
Oさんは夫の仕事が終わる
時間に合わせて
自宅を出て、
夫の実家近くに
向かっていたそうです。
そして途中
しまむらで買い物をしながら
例のごとく、夫の実家近くの
夏の間だけ解放される
山道を登り、人気のない場所で
2人で会っていたと
聞きました。
その時探偵からは
普通だと
奥さんにバレた翌日は
普通相手の女性は
憔悴していることが多い中
あの方は普段と変わりなく
買い物し、顔色一つ変わっていない
どれだけ図太い性格なのかと
そう思います。
今まで沢山の調査を
お願いされているが、
特殊過ぎるケースですと。
そして旦那さんも普通は
警戒をして暫くの間は
静かに真面目に過ごすのが
通常の流れ
旦那さんも相当
おかしくなっていますね
そう言われました。
かなり後になってこの時の事を
夫に聞いた事があります。
別れ話で最後に会おう
2人で、もうこんな事は
やめようと話し合って
一旦は別れた、
でも結局また会って
戻ってしまった。と・・

そして
その辺りから、私の体調が
今まで以上にひどくなって来ました。
1日中、ひどい倦怠感に襲われて
食欲もなく,さらにOさんが頭から
離れなくなりました。
脳内ジャックとはきっと
あの頃の私の脳を言うんでしょう、
うすら笑いをしたOがずっと私の
頭の中に居座ります。
怖くて
気持ちが悪くて、
思考もどんどんと
マイナスに向き
辛くて辛くて
仕方がありませんでした。
心療内科の先生にそれを伝えて
強いお薬に変えてもらったのも
その頃です。
すぐには終わらないのは
私自身もわかっていました。
でも最後に一度会ってOと
お別れをしたら
きっと夫はいつもの夫に
戻ってくれる
そう思っていましたし、
信じていました。
ですが夫の不倫は
その後も続きます。

そして日に日に
夫は今まで以上
おかしくなっていきます。

結婚指輪を外したりつけたり
私がそんなに外したいなら
もうすっかりしまって片付けたらいい!
そう伝えた翌日にはまた指に
はめてあったり、
今まで遊んだ事のない友達と
飲みに出かけると言っては
Oに近所まで車で迎えに来て
もらって出かけていたそうです。
常識的に考えれば
結婚している既婚同士
近所の目がある中で
子供達の事や自身の
体裁などを考えれば
絶対にバレたくないで
あろうことを
あの時の2人には出来てしまう。
あの頃の私は
それだけOさんを
愛しているのだと
そう解釈していました。
Oさんが夫を幸せに
してくれるなら
もう手放してあげた方が
夫は幸せになれるのではないか
私が決められない事で
夫に大変な思いを
させてしまってるのではないかと
そう考えていました。

でも今ははっきりと言えます!
あの時の全ての事柄は
今となっては全て幻想だと。

結局私があの2人を引き離そうとする
悪者で、2人の中では悲劇のヒーローと
ヒロインだったのでしょうね。
盛り上がったはずです。
物語の中にいる夫と
現実を生きる私とでは
話し合いのスタートにも立てない!
だから,不倫の解決は長期戦なんです!
諦めるのも捨てるのも、はっきり言えば
紙一枚です!
でも、選択肢はそれだけじゃない!
だから間違わないでほしい。
後悔が残る離婚は私は絶対に
してほしくない、

続きます。