結局自分でやるのは限界がありました。
何より自分で決めた泳がせ期間でしたが
私が精神的にも肉体的にも限界がきていたこともあります。何もない時ならピッタリ正確に来ていた生理も、あの日からずっと続く不正出血。

毎日続く重度の不安と緊張から日常生活に

支障をきたすようにもなっていました。

婦人科を受診したり、
心療内科を受診したり、薬を飲みながら
やっと自分が保てるギリギリの

状態だったと思います。

この時の心療内科の診断が不安障害。

その他不眠症。

一時的に過度なストレスがかかり

脳の中の扁桃体という部分が暴走

状態になってしまうために起こるらしいです。

色々調べてみましたが,人間が大昔狩をして

生計を立てていた頃、生きるか死ぬかの

場面に出くわすこともあり,その時に

逃げるか戦うかを瞬時に判断して

行動を起こす危険回避の大切な器官が

その扁桃体だそうです。あの時私の中では

夫は猛獣、夫から逃げるか戦うかで

脳が常に厳戒態勢だったのだと思います。

そんな毎日、クタクタになるに決まってる。


後から聞いた話ですが、仲の良かった夫婦が旦那さんや奥さんの不倫で苦しむストレスレベルは

人生の中で感じるストレスのナンバーワン

配偶者の死と匹敵するほどの大変なストレスらしいです。そもそもそんな人生最大のストレスを受けた中、1人であのアホ夫と対峙できると思っていたこと自体が無理な話です。ですからこのブログをみていただいている方の中で体調不良が悪化して苦しい方は、どうか一刻も早く病院を受診して下さい。

少しだけでも休むそれがあの時期本当に大切な事です。


そして今・・

人生最大のストレスを与えられた私

もうこれからの人生の中で

最大のストレスを感じる可能性は

はなくなりました。

私の中で一旦は死んだ夫

例え次に本当に夫が逝なくなったとしても

あの人生最大の

喪失感を感じる事は2度とないと思います。

だから私は夫が死んだ時の予行練習が

できたと思うようにしています。

悲しみに明け暮れ、

何年も立ち直れない方が

沢山いる、配偶者の死

きっと私は現実のその時に

沢山の思い出とともに

寂しさよりも

感謝を持って

見送れる自信ができました。

急に夫が本当に亡くなって

しかもその亡くなった夫のケータイの中に

初めて不倫の事実を見つけていたら…

それが自分にとってどんなに残酷なことに

なるのかはすぐに想像がつきます。

だから,私はラッキーでした。

一度私の中で死んだ夫が

運良く生き返ってくれたおかげで

文句もつたえられる。

どうしてこうなったのかも確認ができる。

今夫婦として向き合える時間が

与えられていることに

幸せと思えるようにもなりました。

何より私が強くなりました。

だから,私は取り戻して欲しい。

最終決定は全部を元に戻してから!

もういらないよと伝えるのは

夫ではなく,私達です!