色々な思いが頭の中を駆け巡っていました。14年間の幸せだった毎日が走馬灯のように流れたかとおもうと涙がで、夫の暴言・奇行の数々を思い出しては怒り震え、
ほんの数分前に見た悪夢のような情景を思い出すと怒りと嫉妬で狂いそうになる、
離婚がよぎり、今後の生活がどうなっていくのかの大きな不安、様々な気持ちが交錯していました。ただ一つだけスッキリした事は、やはり夫には女がいたという事実。
そしてその紛れもない現実はもう変えられないということ。1度目の離婚時の教訓もふまえつつ「今はまだ話す時期じゃない、子供たちのためにも、証拠を集めないと」
そんな冷静な私もいました。
家の駐車場につき、夫の車をみると
心臓のドキドキが止まらず息もできないほど緊張状態でした。どんな顔で会おう
家のドアをあけました。リビングには
夫はすでにお風呂に入った状態で
座っていました。目も合わせず、口も聞かず、一瞬だけチラッとこっちを見ましたが
本当に冷たい目でした。子供が2階から降りてきて「ママお帰り」そう声をかけてくれました。いつもの匂い、いつもの音
いつものリビングのはずなのになぜか
別世界に感じました。世界中探しても
こんなにも心から落ち着ける安らげる
場所はないと思うほど私の大切な場所でした。
それが一瞬で壊れ、自分の無価値観を
思い知らされる、それが不倫です。
ソファーに座っている夫の後姿を
何も言えずただただ眺めている自分、
虚しさがが込み上げ涙でいっぱいに
なっている私の事などこの時の夫は
知るはずもありません。「もう寝るわ」
そのまま2階に消えて行きました。
その日から夫は
家族であっても世界の中で1番
遠い遠い存在になりました。
まだまだこのブログはプロローグに
すぎません。昨日から本当に沢山の方々からフォローをいただきコメントもいただきました。ありがとうございます。
それだけ多くの方々が苦しい時間を過ごされているんだなと実感しました。
私のブログがそんな方々の少しでも
お役に立てれば幸いです。