2024年5月16~17日、久し振りに単独で雲取山に登ってきました。雲取山に登るのは実に約50年振りです。今回は収容人数10名で自炊のみという七ツ石小屋に泊まり、ゆっくりと七ツ石山と雲取山を楽しんできました。

5月16日は午後から強風が吹き荒れましたが、両日とも晴れの絶好の登山日和。新緑に輝く山の自然を堪能できました。

鴨沢の登山者用駐車場からスタート。鴨沢登山道はほとんど急な登りはなく、ゆったりとした登りが続きますが、何しろ長い。気を長く持って登るのがこのルートを登る秘訣でしょう。

約3時間の登りで今日の宿、七ツ石小屋に到着。本日のの宿泊者は私以外に1名しかおらず、しかも年齢は80歳とのことで、二人でお酒を飲みながら、ゆっくりと山談義を楽しみました。私もあと7年、こうやって、自炊道具を担いで山に登りたいものです。

<行程>

鴨沢登山者用駐車場9:36~10:50茶煮場11:00~堂所11:25~11:45マムシ岩11:55~ブナ坂分岐12:16~12:30七ツ石小屋13:30~14:00七ツ石山14:20~14:40千本つつじ14:50~

15:10七ツ石小屋

自宅を出たときは雨が降っていたが、ようやく青空がのぞいてきた。

鴨沢登山者用駐車場には木曜日というのに多くの車が駐車している。

やはり雲取山は人気の山だと実感。

駐車場から自動車道を5分くらい歩くと登山道に入る。

ヤマアジサイの花がきれいだ。

水場の先に平将門がここでお茶を飲んだという「茶煮場」に到着。

ここでしばし休憩。鴨沢登山道は昔平将門が追手に追われて歩いた

という伝説があるようで、このような説明板がいくつも設置されていた。

ようやくトウゴクミツバツツジに出会えた。

ブナ坂分岐に到着。七ツ石小屋まではあと少しだ。

七ツ石小屋に到着。七ツ石小屋は収容人員10名の小さな小屋だ。

食事の提供はなく、自炊のみだが、1年中営業しているとのこと。

今日の泊り客は2名のみ。静かな山小屋の夜を楽しめそうだ。

七ツ石小屋のトイレ。中には和式と洋式トイレが各1、男性用小便器が1。

掃除が行き届いており、浄化槽トイレだがきれいで快適だった。

小屋の脇のテント場からの富士山。

望遠で撮ってみた。

小屋には1匹の猫ちゃんが飼われていた。人になついており可愛い。

自分の家なので、自由気ままに過ごしていた。

ハイキンポウゲ?

七ツ石神社

七ツ石山山頂。明るく、展望が開けている。

七ツ石山山頂からの雲取山。

ここからの雲取山が一番だ。

七ツ石山山頂からの富士山

千本つつじからの展望

期待していた千本つつじのミツバツツジはまだ蕾もなかった。

スミレ

石尾根の新緑が輝いていた。

七ツ石小屋の自炊スペース。

自炊スペースで夕食前に富士山を眺めながらウィスキーを飲んだ。

おれの家だと、猫ちゃんは窓際を占領。

夕暮れの富士山

淡い赤に染まった夕暮れの富士山

小屋の前の猫ちゃんと富士山

暗くなり、街の明かりが瞬き始めた。

明日に備えて、7時半に布団に入る。

外では強風が吹き荒れていた。