2024年3月10日、いつも中央線や高速で大月付近を通るときに気になっていた岩山の岩殿山に登り、稚児落としまで縦走してきました。

今年の2月下旬から3月にかけては天候不順で、関東地方も南岸低気圧の通過で大雪が降ったりしましたが、3月10日は平年より寒かったものの、好天に恵まれ富士山の展望に恵まれた素晴らしいハイキングとなりました。

今回は3つある登山道の2つが通行禁止となっているため、大月駅から午前中に1本しかない8:30発のバスに乗り、岩殿山の裏側の畑倉登山口から入山しました。岩殿山は山頂付近に昔戦国時代屈指の堅固な山城のあったところです。

岩殿山の山頂からの富士山の眺めは最高!

岩殿山から稚児落とし迄は意外と手強い岩場や左側の断崖を楽しみながらのハイキングでした。又、終始左側に富士山の展望があり、気持ちの良い縦走を楽しむことができました。

下山後は大月駅近くの居酒屋で打ち上げ、浦安までの電車で爆睡、小腹が空いたため、新浦安で2度目の打ち上げ。たくさん歩き、たくさん飲んだ1日でした。

 

<コースタイム>

畑倉登山口8:55~鬼の岩屋9:02~9:38岩殿山10:00~10:59兜岩~11:15天神山11:50

~12:16稚児落とし12:40~13:45大月駅

 

畑倉登山口から登山開始

登山口からすぐで鬼の岩屋に到着。

大月周辺には桃太郎伝説があり、桃太郎に退治された

鬼の棲家がここだという伝説が残っている。

鬼が住んでいたかもしれないという凄みのあるところだった。

岩殿山は自然林に恵まれており、新緑や紅葉の時期は

素晴らしいハイキングが楽しめそうだ。

登り始めてから1時間も経たずに岩殿山山頂に到着。

目の前に白く輝く富士山がど~んと現れた。

大月から富士吉田への谷の上に富士山が見え、

確かに秀麗富士十二景に選ばれる山頂だ。

まずは記念撮影。

足元は大岩壁。その下に大月の街が間近に見える。

北側には雪を被った大菩薩の山々が見える。

岩殿山を下り、築坂峠から兜岩への登り返しは岩場が連続する。

岩場を上からのぞいたところ。かなりの急傾斜だ。

更に岩場は続く。

左手には常に富士山が見える。本当に気持ちの良い登山道だ。

兜岩のトラバースと岩場は現在通行禁止。う回路を進むが

この鎖場は足元が滑り易く、意外とてこずった。

天神山の山頂を少し下った平地で昼食。今日の昼食は下山後

居酒屋を予約しているので、軽めにカップうどんとパンだ。

風がなく陽だまりは暖かくて気持ち良かった。

天神山から少し歩くと、稚児落としの岸壁が見えてきた。

岩壁の際を歩いて行く。

稚児落としに到着。稚児落としの大岩壁は大迫力だ。

稚児落としの岸壁は優に100メートルはある。

あまり岩壁には怖くて近づけない。

稚児落としで、コーヒーブレイク。ゆっくりとこの高度観を楽しんだ。

最後にあまり岩壁に近寄らずに記念撮影。

稚児落としから急な山道を下山し、里に下りてくると、

この辺りはまだ梅が満開だった。

大月駅まであとわずか。2時半に「古民家麺処かつら」を予約していたが、予定より早く

1時45分には大月駅についてしまった。2時頃から打ち上げを開始。

山梨の七賢、甲斐の開運等の地酒を何種類も堪能した。