2022年10月11日~12日、天気予報とにらめっこし、直前に尾瀬ロッジを予約して、に紅葉の尾瀬ヶ原と至仏山の山旅を楽しんできました。

1日目は天気が良く、草紅葉そして池塘に浮かぶひつじ草を眺めながら尾瀬ヶ原をのんびりと散策。中田代三叉路で至仏山と燧ケ岳を眺めながら贅沢なコーヒータイムを楽しみました。こんなにのんびり尾瀬ヶ原を歩いたのは初めてです。夕方森のそこら中からキーン、キーンとシカの鳴き声が聞こえました。尾瀬でもシカが激増しているのを実感しました。

2日目は目が覚めると曇天。至仏山も燧ヶ岳も雲に覆われ、至仏山に登るか、早く帰って温泉にゆっくり入浴するか悩み、8時まで山小屋でコーヒーを飲んで待機していましたが、少し雲が上がり始めたので、天候が回復することを期待し、至仏山に登ることにしました。樹林帯を抜けると素晴らしい紅葉が現れ、更に登ると雲が切れ、黄金色の尾瀬ヶ原が見え始めました。山頂付近ではようやく、雲の切れ間から燧ケ岳もその姿を現してくれました。足のけがやギックリ腰などで1か月余り運動をしていなかったせいか、いつもより疲れましたが、素晴らしい尾瀬の紅葉を堪能できた2日間でした。

<コースタイム>

10月11日:鳩待峠11:40~12:40山ノ鼻~13:50中田代三叉路14:30~尾瀬ロッジ15:20

10月12日:尾瀬ロッジ7:55~11:03至仏山11:40~12:15小至仏山12:25~12:54オヤマ沢の田代~13:50鳩待峠

 

 
 

鳩待峠からの至仏山。さあ尾瀬ヶ原に向けて出発!

山ノ鼻への道では鮮やかな紅葉が迎えてくれた。

今日の宿「尾瀬ロッジ」を通過して、いざ尾瀬ヶ原へ。

木道をしばらく歩いて振り返ると草紅葉の向こうに至仏山が見えた。

池塘に写る「逆さ燧」。少し風があり、少しぼやけている。

池塘に浮かぶひつじ草も紅葉している。

木道の正面には燧ケ岳

牛首付近の紅葉

中田代三叉路でゆっくりコーヒーブレイクを楽しんだ。

翌日は曇り。正面の至仏山は雲で全く見えない。

ナナカマドの実

至仏山をしばらく登り、樹林帯を抜けると素晴らしい紅葉が現れた。

晴れていたらもっときれいだろう。

更に登ると、尾瀬ヶ原が見えてきた。残念ながら燧ケ岳は雲の中。

蛇紋岩の登山道。本当に滑りやすくて慎重に登った。

登山道脇の紅葉

日光白根山が見えてきた。

尾瀬ヶ原がだんだん遠くなっていく。

 

至仏山の山頂が近づいてきた。

小至仏山と遠くに赤城山が見えてきた。

至仏山山頂直下で雲が切れ、ようやく燧ケ岳が姿を現した。

登り始めて約3時間で至仏山山頂に到着。

至仏山から約30分で小至仏山に到着。バックは至仏山。

至仏山からの下りは蛇紋岩で滑りやすく、ゆっくりと慎重に下りた。

小至仏山からの尾瀬ヶ原と燧ケ岳

斜面の紅葉がきれいだ。

緑の樹林の中の黄葉したダケカンバ。

鳩待峠が近づいてきたが。燧ケ岳は再び雲に覆われてしまった。

13:50に鳩待峠に到着。