2022年6月25日、梅雨時なのに快晴の空の下、団地の山仲間と御坂山塊の釈迦ヶ岳と黒岳に登ってきました。

今年の梅雨は例年とは異なり、雨が少なくこの日は雨どころか梅雨明けを思わせる青空と酷暑の一日でした。通常6月下旬のこの季節はほとんど展望は期待できないのですが、今回は釈迦ヶ岳山頂から富士山、南アルプス、八ヶ岳、奥秩父などの素晴らしい展望に恵まれました。又、午後の登頂となった黒岳山頂の先200メートルにある黒岳展望台からは足元に河口湖そしてすそ野を広げた富士山の展望を楽しむことができました。

しかし良いこともあれば、悪いこともありました。今回は酷暑の中の登山となったため、熱中症によると思われる筋肉痛を訴えるものが続出。3名が黒岳山頂に至る登山道の途中でリタイア、休憩となりました。暑い時期の登山では水分と塩分の摂取の重要性を再認識しました。

帰路は途中の「桃の里温泉」で汗を流し、疲れを癒しました。

<コースタイム>

スズラン群生地P9:30~10:15府駒山10:25~10:55釈迦ヶ岳11:17~12:11スズラン群生地分岐~13:55黒岳14:15~15:20向坂峠(先にリタイアしたメンバーが車で迎えに来てくれた)

 

 

 

 

釈迦ヶ岳を目指し、ハルゼミの鳴く樹林帯を元気に登っていきます。

気温は高いが樹林の中は涼しい風が吹き抜け、意外と快適です。

釈迦ヶ岳山頂の手前は岩場が続きます。

釈迦ヶ岳に到着。お地蔵さんと富士山の展望が迎えてくれました。

ここまでは皆元気です。

奥秩父の山々と遠くに八ヶ岳が見えます。

甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、白根三山等南アルプスの山々

南アルプスの山並みが見えます。

釈迦ヶ岳山頂で富士山、南アルプス、八ヶ岳、奥秩父の大展望を楽しみ、山頂を辞しました。下りにかかると正面にパラボラアンテナが建つ三つ峠が見えていました。

岩場の下りは慎重に下りました。

車を駐車したスズラン群生地との分岐点に戻ってきました。これから

日向坂(どんべえ)峠を経て御坂山塊の最高峰の黒岳へ向かいます。

標高差約400mの黒岳の登り、山頂まではあと少しのところまで来ました。

既に熱中症の影響で足に痛みがでた者等3名がリタイアし、5名が黒岳を目指します。

午後1時55分御坂黒岳山頂に到着しました。

黒岳山頂は展望がありませんが、山頂から5分歩いて黒岳展望台に着くと、

河口湖と富士山の大展望が私たちを待っていました。

ヤマツツジと富士山

視線を上げると頭の上にサラサドウダンの可憐な花が咲いていました。