2022年5月7日、白馬・立山旅行の3日目は白馬・立山は白馬から立山に移動して、室堂周辺を散策しました。みくりが池近くでつがいのライチョウと出会いがありました。夏の北アルプスで何度か夏毛のライチョウには出会いましたが、今日はまだ冬毛の残るライチョウを見ることができて大興奮。

続いて雪の大谷を観光。既に積雪は2メートルほど減っており、最大16メートルでした。雪の大谷観光の後は、その終点から今日の宿のある天狗平まで誰もいない雪の上をスノートレッキングしました。

室堂の喧騒とはかけ離れた天狗平山荘は山小屋にもかかわらず食事も美味しく、設備も整っており気に入りました。この山小屋に泊まるのは実に56年ぶりです。

翌8日、朝5時に起きて、氷点下の天狗平から立山からのご来光を拝みました。先に剣岳に朝日が差し、しばらくして立山連峰から太陽が顔を出しました。反対側を見ると富山平野は雲海に覆われており、素晴らしい景色でした。

朝食後、雪の大谷を上から眺めるため、天狗平山荘からアルペンルートの南側を歩いて室堂に向かい、室堂からは黒部アルペンルートで帰路につきました。

旅の最後は黒部立山アルペンルートの出発地点の扇沢から針ノ木岳への山道を少し登り、フキノトウとコゴミ摘みです。摘んだフキノトウはフキ味噌に、コゴミは天ぷらで、翌日は山の幸あふれる豪華な夕飯となりました。

 

 

 

 

黒4ダム展望台からのダム湖と赤牛岳

大観峰へのロープウェイ

ロープウェイからの黒部湖

立山連峰、右端が主峰の雄山。この景色を眺めながらゆっくりランチを取った。

みくりが池と大日連峰

みくりが池付近で冬毛のライチョウに出会った。これはオス。

目の上の赤井に肉冠がオスの目印。全く人を怖がらない。

オスのライチョウとつがいのメスのライチョウ

地獄谷の向こうは大日連峰

みくりが池と立山連峰

室堂散策の後はお目当ての雪の大谷の散策だ。

最高地点の雪の壁は16メートル。最大は18mだったので、

この2週間で2メートル雪が解けたようだ。

雪の大谷観光の後はスノートレッキングで、本日の宿の天狗平へ。

誰一人いない雪原を歩いたが、スキーの跡や歩いた後がわずかに

残っており、しかも天候が良かったため天狗平のホテルが見えており

不安なく歩くことができた。

振り返ると室堂にある立山ホテルが遠くなった。

室堂からは剣岳を見ることはできないが、少し下ると剣岳の雄姿を見ることができた。

翌朝のご来光。夜中に雨が降ったせいかアイスバーンとなっており、

宿から雪の上を歩くのに苦労した。

立山連峰の北側から陽は登った。

天狗平からは剣岳を望むことができる。素晴らしい朝だ。

富山平野は雲海の下。雲海に大日連峰の影が映っている。

我々が泊まった天狗平山荘。アットホームの良い山小屋だった。

朝食後、アイゼンを付けて室堂に向かう。富山平野の雲海の先に日本海が見えていた。

剣岳の雄姿。

雪の大谷を上から眺めた。

ようやくバスや観光客の姿が見えてきた。

立山黒部アルペンルートで扇沢まで戻ってきた。今回の旅のミッションの一つの

フキノトウ摘みを針ノ木岳登山道で行う。予想外に大量のコゴミも摘むことができた。

フキノトウをたくさん摘むことができた。

コゴミもそこら中で摘むことができた。

翌日の夕飯には大量のコゴミの天ぷらを食べることができた。

扇沢はまだ桜が満開だった。

帰り道の安曇野から眺める後立山連峰。夕方何に輝いていた。