令和6年能登半島地震⑩


石川県によりますと、12日午前9時の時点で、県内で215人の死亡重軽傷者567人が確認されました。

また、安否が分かっていない人として38人の氏名や年齢などを公表し、広く情報の提供を求めています。

12日午前9時時点で県内では穴水町などで、少なくとも4104棟の住宅被害が確認されています。

被災地で119番の回線が損傷を受け、消防は通報がつながらなくなるおそれもあるとして、つながらない場合には臨時の番号を利用するよう呼びかけています。

臨時の番号は090-2378-3839、080-1958-0169です。

11日午後2時の時点で、輪島市、珠洲市、能登町の少なくとも22地区の2500人余りが、道路が通れなくなるなどして依然、孤立状態になっています。


今も断水や停電などライフラインへの影響が続いいて、給水は水がなくなるまで行う予定です。

仮設トイレの設置が進んでいますが、断水が続き、避難所や自宅などでは水洗トイレが使えないところが多くあります。

専門家は「トイレの衛生環境が悪ければ、感染症のまん延や体調の悪化につながるおそれがあり、災害関連死を引き起こす命にかかわる問題だ」と指摘しています。

北陸電力送配電によりますと、石川県の能登地方では12日午前11時の時点でおよそ1万2700戸が停電しています。

佐川急便は、石川県の七尾市と中能登町の全域で12日から荷物の集配を再開しました。

輪島市と珠洲市で、仮設住宅計115戸の建設を始めました。

今回の地震による仮設住宅の着工は初めてで、早期の完成を目指します。
15日には能登町と穴水町で計60戸の着工を予定しています。

県内では2万人以上が避難生活を送っており、県は被災者の生活再建を急いでいるようです。

被災した現地を視察する被災者が増えており、身体と心のダメージが大変心配されます。


被災者が落ち着いて自分の布団で寝て、食べて、安らげる暮らしが一日も早く来るよう願っております。合掌…🙏

文化芸術からの復興
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