ボロ市は、関東地方を支配していた小田原城主・北条氏政が
1578年に発した楽市掟書から始まった。
しかし間もなく北条氏が豊臣秀吉によって滅ぼされ、
旧暦12月25日に開かれる市だけになってしまう。
その後、明治5年の暦の改訂により、
ボロ市の開催日は新暦12月25日に。
ところが旧暦の習慣が残り1月にも市が行われるようになった。
この頃から売れ残った商品を翌日に売る「残り市」が定着。
こうして世田谷ボロ市は、
年末年始の年2回開催されるようになった。
「ボロ市」という名称は昭和期に入ってから。
ボロきれや日用品、農具などを売る店が
大半だったことに由来する。
現在「ボロ市通り」と呼ばれる世田谷1丁目の通り沿いには、
奥まった位置に建てられた家が沢山ある。
ボロ市出店者が店を出しやすいようにスペースを空けているのだ。
これこそボロ市が、
世田谷の人々によって綿々と受け継がれてきた証だ。
世田谷ボロ市
日時:1月15・16日
場所:世田谷一丁目(通称ボロ市通り)
最寄駅:東急世田谷線上町駅・世田谷駅
連絡先:せたがやコール 03-5432-3333
Report by Isono & Kato