「誰もやっていないことに挑戦したい」


こう語るのは、


豆をコンセプトに掲げたカフェを都内で展開する


「カフエ マメヒコ」のオーナー、井川啓央(いかわ・よしひろ)さん。

女子大生ライターユニット「夢見草」

井川さんは今回、


「カフエ マメヒコ」でしか見られないオリジナルの映画


『紫陽花とバタークリーム』を制作した。


「カフエ マメヒコ」を舞台に、


お客さんとスタッフとの人間模様を描いた作品だ。


監督・脚本・編集はすべて井川さんが手がけた。


女子大生ライターユニット「夢見草」

「お店で起きている出来事を形にしたい」


それが井川さんの思い。


彼は映画に賛同し、「出演してもいい」という人を探した。


そして、その人たちに合わせて台本を書いた。


出演者は、田口トモロヲさんをはじめ舞台で活躍する役者さんと、


店のスタッフ、そしてエキストラで参加したお客さん。


エキストラは延べ50人。店内で約1ヶ月間告知をして集めた。


撮影は、三軒茶屋にある「カフエ マメヒコ」で、


店を1週間閉めて行った。


「ありふれた日常の中に何かがある。


私たちは日常の中で、


光っているものを見逃してしまっていることが多いんです。


でも、日常の中にも目をこらせばそれなりに色とりどりのものがある。


それに気付くと、周りが違って見えてくる。


僕は映画を通じて、いつもと違う、


きらきらした日常を感じてもらいたいんです」と、井川さん。


映画のコピーは、『この映画のどこかに、あなたが映っています』。


見ている一人一人が、映画に描かれているような輝く日常の中にいる、


ということらしい。


女子大生ライターユニット「夢見草」

見どころは、


役者さん、店のスタッフ、エキストラで参加されたお客さんが、


映画の中で自然に混ざり合っているところ。


驚くことに、


スタッフを演じた女優さんには2ヶ月間カフェで実際に働いてもらい、


自然に店に馴染むようにしたという。


マメヒコピクチャーズ第1回作品となるこの作品は、


毎週日曜日、渋谷にある「ハタケマメヒコ飯店」で上映中だ。(つづく)

女子大生ライターユニット「夢見草」

Report by Kato