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どこにどう艤装すべきかイマイチ使いどころが見つからなかったスコッティパーツのひとつ、トラックアダプタ(税込2,640円)。今回は、これをリバイバルさせて便利パーツに仕立てます。
ちなみに、裏面には「3 1/2”のトラックシステムすべてに使えます」とありますが、このレールはボート用なので、カヤックではまず使いません。それを無理やり?カヤックに使えるようにします。
この板につける相方は、スコッティパーツのアイコン的存在ともいえる、サイドデッキマウント。今回は、ボタンを押すだけで装着したパーツの取り外しができる、とても便利なロック式サイドデッキマウントを使ってみました。
ロック式サイドデッキマウントの取り付けは、トラックアダプタに付属のボルトで4カ所締めるだけ。超簡単です。
で、レールに固定するために必要なネイティブウォータークラフトのスラッグス(板ナット。1個税込550円)を用意。ちなみに、トラックアダプタに付属しているノブボルトはインチ規格なので要注意です。
こんな感じで、裏側にスラッグスをセットします。
スレイヤープロペル10の荷室の両サイドにあるレールにスラッグスを滑り込ませ、ノブボルトを締めてセットした状態がこちら。なお、ギアヘッドトラックアダプタでも同じようにフラッグを立てることはできますが、1本脚になるので、風に吹かれるとどうしてもグラグラ揺れることがあります。さらに、ずーっと揺れ続けると、腐食や金属疲労でTボルトが折れる恐れもあります。レールにフラッグを立てる場合、それがいままで微妙に気になっていたので、強度が高まる2点留めができるこの方法は、けっこう安心できると思います。
先日、またまた芦ノ湖のワカサギ釣りで使ってみました。芦ノ湖は遊覧船がひっきりなしに航行しているので、湖とはいえフラッグを立てるのがおすすめ。また、芦ノ湖は箱根の天然湖のため天気が変わりやすいのですが、ちょっとの風ではポールがほとんど揺れませんでした。フラッグがまっすぐシャキッと直立して、快適!
カヤックでのワカサギとか、カワハギのような繊細な釣りでは、フラッグがギシギシ揺れないほうが釣りに集中できますね。正直、同じようなパーツのロック式ガンネルトラックマウントを使えばいいんですが、こちらは強固に留めるためネジがちょっとキツめなんです。あと、あんまり使い道がないと思われたパーツが使えるようになると、それだけでも楽しいんです笑。
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