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梅雨入り寸前のタイミングを狙って、山梨県西湖にてインフレータブル(空気注入式)カヤックのタイダルストリーム/IOK-380に試乗してきました! 規定値まで空気を入れるだけで、剛性の高いカヤックが簡単につくれる高密度ドロップステッチ製法のNEWモデルなんですが、安定性や乗り心地はどうでしょうかね。

 

参加したのは、大きめトイプードルのモカちゃん(左)ファミリー。モカちゃんは泳ぎが超得意ですが、カヤックは初体験。キルビルのユマ・サーマンみたいにラッシュガードスーツを着こなしてやる気マンマンです。

 

まずは準備。付属しているハンドポンプで規定値まで空気を入れるのはかなりきついので、電動ポンプを使うのがおすすめ。空気圧は8psiです。柔らかい草や、ブルーシートなどの上に広げてから空気を入れるといいですよ。なお、周辺に住宅などがある場合、早朝に大きな音の出る電動ポンプの使用はひかえましょう!

 

「おじさん、準備まだっスかね」といいたげなモカちゃん。前後のシートをセットして、スターン(船尾)の船底にフィンを取り付けたらもう完成! 電動ポンプなら、ここまで15分ほどでできます。

 

続いて、パパさんたちにライフジャケットの着方をレクチャー。万が一、落水したときに脱げたりしないように、苦しくない程度まで肩と脇腹のベルトを締めます。

 

そして、簡単にパドリング講習。ふたりは石垣島でカヤック体験したことあるそうなので、おさらい程度で。まずはモカちゃんファミリーにIOK-380に乗ってもらいます。

 

タンデム(ふたり乗り)カヤックは、前の人から乗ります。そのとき、カヤックをおさえておいてあげましょう。体重があって力のある人がうしろに乗ることも基本です。

 

乗り込むときは、お尻から。足から入れるとカヤックが動いてズッコケます! 基本的にタンデムカヤックは安定性が高いものが多いので、腰を落としてシートにの真ん中に座ってしまえば、カヤックがグラグラ揺れることは少ないはずです。

 

脚漕ぎカヤックのスレイヤープロペル10(右)、スレイヤープロペル10MAXも出動。だれが乗っても漕ぎやすいので、海のカヤックフィッシングだけでなく湖でのミニツーリングにも抜群に役立ちます。

 

さっそく湖上へ。おお、パパさん漕ぐの上手。サポートはほとんど必要なさそう! モカちゃんは最初、かなり緊張してましたが……パパさんたちが「まったく怖くないですね!」と安心して乗っているので、落ち着いて座っていました。

 

すぐに慣れて、身を乗り出して初夏の西湖の風を感じているようす笑。この日は薄曇りで富士山もギリ見える程度でしたが、逆にワンコたちには暑くもなく快適だったよう。真夏にカヤックに乗る場合、人間はもちろん、ワンコの暑さ対策も必要ですからね。

 

ちょっと離れた浜まで、スレイヤープロペル10MAXが2艇を牽引します。パワーがあるので楽勝。

 

モカちゃんもだいぶ慣れて、めっちゃ楽しそう笑。スイスイ~っと西湖を約半周して、出艇場所に戻りました。

 

そのあと、みんなで乗り換えてちょっと遊んでみました。IOK-380はひとりで後部座席に乗ってもかなり走るのが印象的でした。97㎝も艇幅があるのに、うしろに座るとバウ(船首)がやや浮いて、けっこうスピードが出ることに驚きました。ちょっとだけ頭を振りますが、それでも船底のフィンの効果で直進性を保てるので問題なく漕げます。また、艇が軽いのでフットブレイスがなくてもけっこうぐいぐいパドリングできます。個人的にはスキマー116ぐらいのスピード感を感じました。あと、艇幅があるのでパドルの長さは240㎝あってもいいと思います。モカちゃんファミリーも脚漕ぎカヤックに余裕で楽しく乗艇。ちなみに、クルマを運転できる人は、プロペラドライブとラダーを操作しての前進後進の感覚がすぐにわかるようです。ただ、荷室に乗っていたモカちゃんがなんと滑ってドボンしたので強制終了となりました……。

 

ランチは、みんなで河口湖近くのムースヒルズバーガーへ。肉肉しいフルボリュームのバーガーでおなじみの人気店です。テラス席もあり、混雑状況などに応じてワンコも入店できます(店舗へお問い合わせください)。今度は、モカちゃんファミリーと一緒に西湖へSUPキャンプに行ってみようと思います!

 

 

 

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