こんばんは、よっしーでございます。


今日は、部品交換の解説です~。
ちょっと長いけど、ユーザーさんは必見です!



タイダルストリームのフィンドライブの部品交換をやってみた!




タイダルストリームのフィンドライブは、ユーザーさんが自分で部品交換できるのがイイところ。
部品が見たまんま付いてますからね。

まずは、
ペダルクランクが付いている、真ん中のパーツ、
ドラムを交換してみます。


ワイヤーが切れたときに、ドライブがバラバラになったことがある人は分かると思いますが

ペダル部分が外れたときに、棒か何かがバラバラっと落ちたと思います。


それが、ドラムの軸に入っているローラーベアリングです。


これです。
グリスが入っているとくっついていると思いますが、軸が外れるとベアリングもバラバラになります。


落としてなくさないように、トレイを用意して作業した方がいいですね。

ドラムの入れ替えは、このローラーベアリングを入れて、また同じようにはめるだけです。

グリスがあればローラーベアリングをくっつける感じで、割とすんなりできたりするのですが、もうちょっといいやり方は、ですね。

ドラムの軸と同じくらいの棒を使うことですね。

ドラムの軸がだいたい13mmくらいなので、


どこのご家庭にもあるボールペンとかにビニールテープを巻いて、


このように軸の代わりに差し込んでから、ローラーベアリングを入れていけば安定しますね~。


こんな感じね。


こうしてボールペンを持って差し込めば


簡単にボールペンと軸を入れ替えられて、ドラム交換終わりです。



ちなみに・・

アイドラーケーブルを交換したいだけで、ドラムを外さないときは、


ペダルクランクの位置調整の穴にひもを通して固定しておけば、ドラムが外れずに済みますよ。




お次は、
アイドラーケーブルが付いているアイドラープーリーの交換です。


アイドラーケーブル(チェーンがついてないワイヤーだけ)がひっかかってるコマみたいながアイドラープーリーという部品です。

ここにもローラーベアリングが入ってますので、さっきと同じようにやれば、ベアリングがバラバラになることはありません。



アイドラープーリーはここのイモネジ1本(短いイモネジ2本で固定しているロットもあります)で固定してあるので、これを外すだけです。


イモネジを外すと、ここの軸が抜けます。


これも同じくらいの棒があればラクなんですけども~、なかなかこの長さの棒はないっすよね。短い鉛筆とか。


グリスでよく動くはずなので、軸がこう動きますよ。


アイドラープーリーを真上になるようにドライブ本体を置いて作業するのがやりやすいです。プーリーを定位置に置いて、


上から軸を差し込むだけ。


はい、あとはイモネジを締めるだけです。
アイドラープーリーの交換は終わり。



あとですね、

アイドラーケーブルを5mm径に変えた方は、アイドラープーリーも5mm径用に交換が必要で、

さらに、ケーブルが太くなった分、ペダルを踏みこむと当たる部分が出てくる場合があるので、そこを少し削らなくてはいけません。


ペダルを動かしてみると実際に当たるので、そこを削ればいいだけのことですが


ここと


拡大。
斜めに削ってもいいです。



こちらも。


ドラムの下にケーブルが通ってるのですが、ケーブルが太くなると当たるんですよ。

カッターで削れますので、当たり具合を見ながら作業してみてください。




ということで、タイダルストリームのフィンドライブの部品交換はこんな感じで簡単にできます。
わからないことがあれば、お気軽にご相談くださいませ。

使用後の水洗いのあとに、たまには油注してみたり、メンテナンスも気にしてあげてくださいね!

愛艇の船長は貴兄だけですから(^O^)/



by よっしー