第八話 ステロイドマーケティング
前回、ぺどっぴはプロレスの聖地後楽園ホールに現れるのではないかという結論に至った探検隊一同。
プロレスに飢えたぺどっぴが近日、後楽園ホールで開催される学生プロレスサミット2013に乗り込んで乱入してくる可能性は非常に高い。
そこで、今回はぺどっぴがどの試合に乱入してくる可能性が高いのかを真剣に考察してみたいと思う。
▼第1試合 新人タッグマッチ 20分一本勝負
オナホ・ハズシタ(NUWA/日大1年)
ハス向井理(UWF/明治1年)
VS
アレクサインダー大塚(SWS/帝京1年)
ショーモナイケルズ(SWS/帝京1年)
………一年生同士のタッグマッチ、ぺどっぴは学年的には二年生であるが、キャリアは実質一年なので、可能性は捨てきれない。
フレッシュな一年生たちの中にぺどっぴが入ることによりどのような化学反応が生まれるのであろうか。
▼第2試合 真性●○●○vsリアル┌(^o^ ┐)┐ 20分一本勝負
潮噴亭鶴瓶(SWS/帝京4年)
ビシバシM太郎(UWF/武蔵4年)
VS
NONKE論外(NUWA/日大2年)
ダイヤモンド☆フユカイ(SWS/帝京2年)
………この試合に限っては可能性は低いと思うが、ぺどっぴの性癖に限っては不明だし、時々クレイジーな発言をすることもあった。可能性は捨てきれない。
▼第3試合
七転抜刀斎(RWF/立命館3度目の4年)
シコラス精子(RWF/立命館4年)
トリプルうんち(DWA/同志社4年)
VS
喰霊斗たむ(KWF/九州産業大2年)
赤井そら(KWF/九州産業大2年)
ヤマガ・ミステリオ(KWF/九州産業大2年)
重要なことだが、ぺどっぴは現在行方不明なのである。関西や九州にいる可能性も捨てきれない。特に、急遽出場が決まったヤマガ・ミステリオ選手は小柄なマスクマンであるということしか情報がない。まさか………
▼第4試合 SWS世界Jr.ヘビー級選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉クリトリーストウッド(SWS/工学院3年)
VS
〈挑戦者〉古畑ちんしゃぶ郎(UWF/早稲田2年)
ぺどっぴはもともとSWSジュニア戦士であった。このベルトを欲するのも無理はない。王座戦で試合後に乱入してベルト強奪というアメプロチックな展開もなくはない。
▼第5試合 スペシャルタッグ3wayマッチ 45分一本勝負
マラデカイ(SWS/首都大学東京4年)
シコッテー2ホッテー(SWS/帝京4年)
VS
ギャル男コレクションAG(UWF/和泉短大3年)
NYURIN-PARK(SWS/帝京4年)
VS
フェチロー(NUWA/日大4年)
スパンキングストン(NUWA/日大2年)
六人が目まぐるしく入れ替わりスピーディーな攻防が展開されることが予想されるこの試合、六人が七人になっていても観客は気が付かないのではないだろうか。大混戦の中、最後にリングに立っているのは………
▼セミファイナル
挿入アスカ乱プレー(RWF/立命館4年)
vs
タイガーベッドシーン(SWS/帝京3年
関西のスター選手、挿入アスカ乱プレー。この選手の必殺技といえば、時を止めてしまうスタンド攻撃「ザ・ワールド」、しかし、ぺどっぴにはスタンド攻撃など使わなくても試合中に対戦相手や観客の時を止めてしまうことはたびたびあった。アスカ選手が時を止めている間に動くが影があれば、その男は………
▼メインイベント なるか!?世代交代!魂の伝承マッチ
児ーポ監督(SWS/帝京4年)
きしだくん(UWF/早稲田4年)
VS
ハミチツ二郎(SWS/拓殖3年)
ちんことみつき(UWF/駒澤2年)
ぺどっぴほどの選手には、やはり後楽園のメインこそがふさわしい。バチバチのヘビー級の中に一人だけジュニアヘビー級になってしまうが、ぺどっぴはそんな逆境はなんども跳ね返してきた。試合後のマイクで興行を締めるのは果たして誰なのであろうか。
全試合考察してみたが、七試合全てにぺどっぴが乱入してくる可能性がある。真相は2月28日(木)19時より後楽園ホールで行われる学生プロレスサミット2013にて、皆様の目で確認してほしい。