「水嶋弘、探検隊」 第二話 | SWS学生プロレスのブログ

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第二話 「作戦会議」


先週、幻のレスラー、ぺろぺろぺどっぴを探すという目的のもとに結成された水嶋弘、探検隊。


今週から大捜索が始まるらしいので、SWSスタッフは探検隊メンバーに密着取材を敢行した。

捜索隊に合流したSWSスタッフ。が、その場にいた探検隊のメンバーは水嶋ヒロ斉藤、アレスルト・デル・リオ、スマータフォン・セクスペディアと、いまいちパッとせず頼りないメンバーばかりであった。

恐らく、2013年2月28日(木)に行われる学生プロレスサミットに参加できず、暇を持て余していた三流レスラーをかき集めたのであろう。


少々面食らったが、ひとまず探検隊の後に続くSWSスタッフ。これから危険なジャングルにでも潜入するのだろうか…カメラを持つ手に力が入り、思わず身構える。

ヒロ「よ~し、到着だ!」


…………そこは、大学近くのファミレスであった。

試合が近くなると、ヒロとデルリオがネタ合わs………ゲフンゲフン戦略の打ち合わせや連携の確認などでよく利用する店である。


SWSスタッフ「あの~、ここってファミレスですよね。ジャングルとか洞窟に行くんじゃないんですか?」

ヒロ「馬鹿野郎!ぺどっぴの居場所もわかってないのに捜索を開始してどうすんだよ。とりあえず今日は、作戦会議だ。」

SWSスタッフ(また次週に引っ張るのかよ………。)


ヒロ「さて、作戦会議を開始しよう。おいスマタ、頼んでいたぺどっぴの細かいデータを見せてくれ。」

スマタは、愛用のiphoneで作成した資料を全員に公開した。

-ぺろぺろぺどっぴ 本名、年齢不明 身長160cm程度、体重、60キロ程度 得意技 スイングDDT、ペドグリー-


………

「これじゃあ手掛かりにならないだろ。誰があいつの住所とか知らないのかよ」

「そもそも、あいつって大学の近くに住んでるんだっけ?」

「いや、確かバス通学だったよ。」

「中央大学での試合の時に、電車賃が無くて高幡不動から数時間かけて歩いてきたことがあったな…」



議論は平行線のまま、夜は更けていった。いつしか探検隊メンバーは深夜特有のグダグダで生産性の無い話題にシフトしていく。

「………やっぱダイ…モンドはフラれ………ざまあ……」

「所詮…ン…ラは…………駄目だな……」

「あいつ……へ…に引っか…るの何回目だよ………」

「でも、無料で…S……出来………」



※(SWSスタッフの睡魔が限界を迎えており、一部聞き取れない部分がありました。)


SWSスタッフ(このままじゃ、また打ち切りになってしまう…何とかして、このポンコツ共に探検させないと………)

SWSスタッフ「皆さん!何くだらない話してるんですか!そんな暇あったらさっさとジャングルにでも行ってくださいよ!」

ヒロ「ジャングルねぇ……ん?ジャングル……ジャングル……四角い…ジャングル……そうだ!俺達プロレスラーにとってのジャングルは四角いジャングル!すなわちリングだ!!ぺどっぴは闘いのあるリング上に現れるはずだ!!」


全員「!?」






続く………。