今年度の現役ドラフトが確定した。
ホークスは佐藤直樹が楽天に指名された。
毎年ここでは層の厚い選手層のホークス選手が最大の目玉になるが、今年も各球団がホークスのリストに注目、楽天が落とした。
2020年のドラフトで石川昂弥の外れ一位で入団、海野、津森、柳町などより上位で
指名を受けた選手である。
今から見るとこの年の指名選手は現在はそれなりに活躍しているのが分かる。
この佐藤、期待したほどの成果も出ないままに2023オフに戦力外通告を受け、仕方なしに育成で残る事になったのだが、この背景には成績もさることながら、グラウンドでの立ち振る舞いが問題視された。
バットを投げ捨てたり、球審の判定に食ってかかったりなど粗暴な態度が球団の怒りを買ってしまった。
所が育成で始まった2024に柳田が故障するというアクシデントが発生し、この穴を埋めるために急遽支配下に戻された。
悪運の強い選手である。
ここから今シーズンは最多の出場を果たし、プロテクトされてもいい成績も実現、
このオフには山川道場に入門、手応えもあったようで、「数字的にはまだまだもっといけると思うので、一からまた見つめ直して、来シーズンもっともっと活躍できるように頑張りたいなと思います」などと語っていた。
こんな状況でありながらプロテクトを外された背景は今シーズン開幕直前に同棲していた女性に暴行を加えて警官に踏み込まれるという不祥事が原因であるのは間違いなかろう。
この件はネットでも画像が残っており、双方から訴えがでて未だ係争中である。
若いときからのヤンキー体質が消えていないのだろう。
井上朋也ではないかと予想していたが、どちらにしてもホークスでは大きな期待が出来ない選手でありチームとしても痛手になる事はない。
後は楽天のレギュラーで好成績を残してくれる事を待つばかりだ。
新入団の選手であるが、今日ようやく球団から正式にジョナサン・モレルの入団が公表された。
体型は川瀬選手とほぼ同じだから、パワーヒッターには難しい。
ただまだ18才、これからの充実は期待できそうだ。
モイネロのように育成即支配下とは行かず、当分はこの体力面から改善が必要に感じるが、何せ6年契約、2028シーズンくらいに一軍で見られる事を期待している。
背番号は174だが、新入団選手すべての背番号も分かった。

