ヨシダヨシヲ氏、左翼団体を恐れてダイエットブログ更新を控えている模様。
その件に関しては後日触れますから。
さて、その吉田製作所は周知の通り本格水冷を導入しようと、
中華製水冷キットを組み立てた動画をうpしております。
実は、以前ネタで取り上げた、
エアコン管理を主な職としている友人から「バカにするんじゃねぇ」とお叱りを受けた動画なんですね、コレ。
だったら、直接動画のコメントで指摘しろよ、と思うかも知れませんが、
拙者も一応自作erの端くれなので、拙者には別途文句を言いたかったのでしょう。
お互い顔を知っているんだし、SNSなんかよりも早く伝わる。
あーあ、グチを受けるキャラが定着しちゃってるなぁ、わし。
確かにね。早く伝えなければならない。
特にCPUの発熱はね。排熱処理ツールに。
拙者も大卒で物理学は一応習得しているから、
ある程度専門的に話せる相手として自作erのどこがアホなのか教えてくれたけど。
やはりですね。
PC知識に詳しいからって関係ない他の分野まで知ったかする
自作erには嫌気がさしているそう。
エアコンの清掃等で客先を訪問する際に、
「水って空気よりも冷やせますよね」
という、実にお目出たいというか、
バカなの?死ぬの?って感じの会話を頻繁に受けるそうだ。
素人が専門家に…仏陀に教えを請うとか、羞恥心ないんでしょうか?
女性運転士が鉄ヲタに停車中
「車両に関しては俺の方が知識あるんだから運転するんじゃねぇよ」
と文句を言われた、という逸話が残ってますが、それと同じですよね。
PC自作erも糖質制限信者のように
股尾前科!
と言われたいらしいですw
で、その友人曰く、
中華製だか本格水冷だか知らんけど、全然冷やせていない、とのこと。
実データでは水冷式は
空冷式よりもCPU温度は低くなる、
その代わり
空冷式よりもVRM温度が高くなる。
確かにCPUだけは空冷式よりも冷やせているように思えます。
CPUだけはねw
CPU温度<VRM温度というのはマザーボードの仕様上あり得ないのだ。
だからCPUでサーマルスロットリングが働いてもVRM温度はそれ以上にならない設計なので
通常マザボが壊れることはあり得ません。
OCCTでも85℃を超えると停止します。
その点で空冷式は仕様通りと言えますね。安定の冷却システムですわ。
常識的に考えればCPUが発熱するからマザボの仕様上VRMに排熱が回る。
従来のPCケース内エアーフローに乗せればVRMも冷やせる。当然の話。
まあ、空冷式は永遠に通用する、という事ですねw
一方で水冷式ではCPUの排熱によるエネルギーをポンプが完全に吸収できず、
吸収されなかった熱エネルギーがVRMの方向に流れた、という現象が起こってしまった。
動画の13:26辺りからのサーモだと、ラジエーター含めて水冷システム全体の水温が均等になっている。
これって冷却飽和状態じゃないの?クーラントが熱処理はもう出来ん、って状態。
水温から考えると第四世代とはいえ、冷却しないと負荷をかければ熱エネルギーで100℃に達するi7だから、
常にポンプがそのエネルギーを吸収していないと可笑しいのだ。
因みにこの第四世代のi7からCPUの殻割という保証外なテクニックが流行り出した。
でも結局はCPU冷却はコアから出る排熱によるエネルギーをどう上手くケース外に処理するか、なので
クーラントの水温がCPUの排熱温度よりも低い場合でも、
放熱吸収量が足りない、回転数が早すぎる等の条件で吸収出来なければ無意味である。
逆にハードルを上げているようなものだと思う。
自作erを始めたころから拙者は空冷式専門なので、
CPUが冷え冷えでVRMが爆熱を持つという異常現象に出くわしたことは無い。
実際前述の異常性は水冷式が流行ってからの現象で、
悪い言い方をすれば
熱工学を知らないで冷却パーツの知ったをかするバカな自作erが
水冷式信仰から作り上げたイレギュラーな世界でしかない。
理科の教科書には
水の方が空気よりも冷やせたり温めたり出来る等とは一切書いていない。
液体というのは熱しにくく冷めにくい性質を持つのだし、
PCパーツととして売られている、
水冷式CPUクーラーの排熱を冷やすラジエーターは空冷式のままだ。
なのに、殆どの自作erはCPU冷却だけしか見ておらず、
「空冷式では冷えない、水冷式でないとダメだ」とブーメランを投げているワケwww
ラジエーターは空冷式じゃないですか。液体じゃないと冷えないんでしょ?
何故に空冷式を使って居いるの?ww
実にお目出たいネタではないかw
拙者にはその信仰による認知バイアスは糖質制限信者のそれに似てて美味しいのであるが、
エアコンや白物家電に精通している彼のとっては素人の知ったかは実に不愉快だろうな、と思う。
専門家に対して、俺の方が詳しいんだぞーって主張するのは実に恥ずかしいことであるw
お疲れ様ですね。
で、分かる人には分かると思うけど、
CPU冷却のコンセプトは同じでもそのメカニズムが全然違うのに
水冷式の方が空冷式よりも10℃下がった、なんて恥ずかしいのよ。
比較すること自体がナンセンスですね。
OCの某液体窒素おじさんも、
結局VRMに熱エネルギーが逃げるのを懸念して検証に空冷式を導入し始めましたねw
マザボをお亡くなりにさせたら仕事やばいもんね。色々と大人の事情があるんでしょう。
水冷式というのはポンプが一旦CPU排熱エネルギーを預かって、別の場所にあるラジエーターに移して
その熱エネルギーを空冷式でケース外に飛ばす仕様になっているだけです。
つまり、CPUの排熱を金属のヒートシンクに吸い上げてエアーフローに乗せて即ケース外に飛ばす空冷式とは違うし、
当然ながら水冷式よりも冷却速度は速いのである。
ヨシダヨシヲ氏、最新動画ではツイッターでそそのかされて40万円CPU「クソーンW」を紹介していましたが、
あれだけダイやヒートスプレッダがデカいと、
Noctua製NH-D15クラスの放熱吸収容量を持つヒートシンク、
水冷式であれば車で使われるクーラント量でないとダメでしょ。
i9-9900K御用達になっている簡易水冷のクーラントでは当然吸収容量が足りず、
簡易水冷の延長オモチャみたいな本格水冷で冒頭のような異常現象が起きたんですから、
熱エネルギーなと拾えなくなるでしょうねw
電力を抑えていれば空冷式で対応出来る、とか絶対に違うよw
OC可能モデルらしいけど、OC速度が早ければその分熱エネルギーは…。
水冷式でも放熱に対する収容量を増やさないといけないから間に合わなくなりそうだ。
参考までに、ちもろぐ氏がデカいヒートシンクを有するサイドフローで
8コアCPUの空冷検証を行っています(4:46辺りから注目)。
ファンなしだと放熱を受けて溜め込んでいるヒートシンクから即排熱が出されています。
因みに定格であれば、拙者の2700Xも9900Kも大体MAX66℃(NH-D15)。
つまり、VRM温度は60℃前後、という事。VRMの70℃超えってヤバくない?
グラボからCPU付近を温めればもっと上昇するけどね。
拙者の場合はマザボをケースに縦入れしているけど、清水氏といいちもろぐ氏といい、
検証台では実用性に欠ける点があるんだけど、当人がそこら辺知識不足なので気づいていないみたい。
CPU温度<VRM温度が起こる状態のをケースに縦入れすると何が起こるでしょうw教えなーい。
吉田製作所には是非とも「ケース縦入れで検証して欲しい」けどねw…終わり。