正しい糖質制限法とは?己の糖尿病になった生活環境に答えがあるという話 | swordedge002のブログ

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糖質制限やMECはフードファディズムなアホがやる事。Ⅱ型糖尿病の身でこれらデタラメメソッドに頼らず改善する為のブログ

糖尿病は栄養をとれば健康に戻る/経済界

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この本を読む以前から書いてある理論に近い事を実践して,
HbA1cを11.0%から血糖値コントロール"優"~"良"に出来た私が、何故にこの著書を半ば批判したか。
その理由は2つ。

・「亜鉛を摂取すれば糖尿病は治る」と過信してしまう人が多い事。
・実は"正しい糖質制限法"のヒントが書かれているのに理解するのが困難な事。

口は悪いし、ゲスな表現しか出来ない私でも、この位は理解出来ますよ。


前者ですが、それを正しい方向に導く事は完全には不可能です。

「過剰摂取の危険性があるからサプリメントからの摂取は注意しましょう」と警告しても、患者は現在の糖尿病リスクになる生活習慣を大切にしますから、誰も聞く耳を持ちません。
かといって、過信するフードファディズムな人にも問題があります。


そして後者ですね。

糖質制限法というのは、当然の如く糖質制限法に頼らない健康を戻すのが真の目的であり、
糖質を無暗にカットしまくって耐糖能オシャカな肉体改造してしまうのは本末転倒なんです。
誰ですか?耐糖能オシャカにしてケトン体に頼った生活をしている人は。
それは決して褒められる状況ではありません。ハゲチャビンにでもなりたいですのですかね。

私は朝食で必ず雑穀米1膳を食べていますが、血糖値は食後2時間でせいぜい20程度しか上昇しません。代謝に必要な栄養は雑穀米だけでは足りませんが、"しっかりと"朝食を摂っているので。

勘違いする人が多いのですが、"しっかりと"とは糖質の量ではありません。この"しっかりと"が出来ているからこそ、糖質摂取量を抑える事が出来るのです。

もっと詳しく突っ込むと、糖質をカットしていい(カットするべき)状況の時とカットすると不都合な状況の時の客観的な見極めが必要なんです。

「糖質は毒」経典として最早世間でオウム真理教並みに社会悪集団化している糖毒教セイゲニストの連中は、その"客観的判断"が欠如しています
何故なら連中は完全にフードファディズムに陥っているからです。

その主たる症状(笑)が、主食を抜くだけでなく、糖や脂肪の代謝に必要な栄養素が含まれているののに芋類や根菜類、挙句の果てには動物性食品まで、僅かに糖質が含まれているだけで摂取に神経質になってしまう事。

自ら糖代謝に必要な栄養素を摂取する機会を失っているとか、御目出度い。

フードファディズムに陥った人は大概0か100の偏った思い込みしか出来ません。尚今更ですが、その思考はダイエットにとってマイナスでしかありません。
でも、本人はプライドがありますから「糖質は毒だ!」とネット上で執拗に吠える理由を理解出来ると思います。

自ら耐糖能オシャカにしちゃったアノ人も、世間が間違った自己流糖質制限(エネルギーならぬエベルギー不足)をしている事に嘆いちゃっているじゃないですか(→こちら)。

摂取エネルギー不足は所謂"栄養素不足"を誘発しやすいんです、おっとっと。


逆にフードファディズムに陥らず、炭水化物(糖質)に関して健康や病気への影響を客観的に評価出来る人にとっては、この本を読めば「糖尿病患者が行うべき正しい糖質制限法」を理解出来ると認識しましたね。

その"正しい"方法は、勿論糖尿病の原因に依存しますから、患者によって異なって当たり前なんです。
だから、ここでは簡単に説明出来ない、という事です。

まあ、「食べ物」以外のイベント要素を結びつける事が前提ですけれど。
フードファディズムに陥りやすい人は間違った解釈をしてしまうので、この本は参考になりませんよ、と言っただけです。


私なりの方法が他人に通用するとは当然限りません。
情報クレクレ君の人は、その甘ったれた根性から直して頂きたい。
糖尿病が己の悪しき生活習慣が原因による疾患ということから認めて下さい。
その生活習慣を改善しようと正当化しようと。
この後は何度も主張の繰り返しになるので省略します。

フードファディズムに陥って「糖質は毒」と思い込んで、糖質摂取が必要な状況でカットするから、先日のNHK「クローズアップ現代+」の男性症例の二の舞になるんですよ。

余談ですが、筋トレで筋肉を付けてインスリンとは別で糖を代謝出来る…と煽られて直ぐに飛びつく人も結局フードファディズムと同じ心理状態です。マッチョになったのに糖尿病になった、元プロレスラーAや元プロ野球選手Kの状況が説明はどうするのでしょう。