N/Cレート値の高い食材なら摂っても太らない? | swordedge002のブログ

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糖質制限やMECはフードファディズムなアホがやる事。Ⅱ型糖尿病の身でこれらデタラメメソッドに頼らず改善する為のブログ

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N/Cレート食について興味を持ちましたので、早速購入しました。

GI値に関して的確な批判がなされていたので速攻で記事にします。


よく糖質制限では敬遠されガチな食材に関して

白米88

ジャガイモ90

ニンジン80

やまいも75

カボチャ65

と高~中GI値。


ですが、


一食で白米を何杯も食べたりフライドポテトやポテトチップスの食べ過ぎで太ったという話は現実味あるけど、


ニンジンやカボチャを食べたから太った、なんて人、現実いますかね。

それが、仮に煮て糖質が吸収されやすくなっても、です。

これは私が以前から疑問に思っていたことですが、この本に答えがありました。


この本にはGI値の基準に関していい加減だとあります。日本ではGI値の基準を白米として他の食材を測定しているらしく、ホントか?と思うのですが、


糖質50gは白米なら大体150g、でもニンジンでは200g3本に相当する、とのこと。


白米の150gは普通サイズの茶碗に軽く一杯ですね。
でもニンジン200g3本を一食で食べますかね、普通?馬じゃないし。


ニンジンやカボチャを食べて太った、という科学的なエビデンスないでしょ。

もし、それで太ったのなら原因はそればかり偏って食べたか血糖値を急上昇させないコントロールが出来ていないかのどちらかだと思いますね。


N/Cレート理論では例え糖質制限やMEC食の実践者が安心して体に入れてる食材でも、その値が低ければジャンク扱いです。特にMEC食に関しては余計に体に毒を入れてるという否定的なスタンスのようです。

蛋白質なら豆類と魚類から摂れ、ということです。


グルテンフリーに関しても書いてありました。100%賛同する、まではいかなくても加工食品のジャンクフードにお決まりの小麦を避け、米を主食とする和食スタイルに改まる意味ではスタンスは同じようです。


ただ、グルテンフリーでは押し麦(大麦)も禁止しているようですが、N/Cレート食では水溶性食物繊維豊富な為ゴボウと共に禁止にしなくていい食材のようですね。

ですから、この本では玄米が苦手な人には麦飯を薦めています。



このN/Cレート理論とGI値を組み合わせると、あのスー○ー糖質制限食が無価値に思えてきます。

糖質制限食はあくまでも炭水化物を「抜く」形式なので、制限が厳しい程糖質多いからと折角のビタミンやミネラル等栄養素が犠牲になる可能性が出てきます。


ですが、


糖質多いからとタマネギ、納豆、ゴボウまで摂らなくなるのはよろしくない、と私は思います。食べ過ぎはダメですけどね。


因みに糖質制限で摂れないビタミン・ミネラルを補助的に摂取するサプリメントに関しては…個人的には「原型から判断出来ない加工食品」なので…。


食事メニューの高GI値食材を低GI値食材(加工されていない食材に限る)に置き換えるのと同じで、ジャンク食品はNGにしてなるべく自然の素材に近い食材に置き換えるのが高N/C食です。

糖質が多少あってもビタミン・ミネラルが豊富なら摂ってもよい、いや摂るべきというのがスタンスです。


糖質制限の原理主義者からは例え他の栄養素を含んでいても糖質こそ太る元だと反論されそうですが、

インスリンの分泌量をコントロールし、血糖値の急上昇を抑える食事法が低GI値で既に確立されているのですから無駄かも。

ダイエットに有効に活用出来るでしょう。



さて、余談ですが、

糖質制限実践者がNG食品にしているサツマイモを私はおやつに食べました。ふかしたやつですが。

実は、糖質多いけど低GI値食品なんですね。案の定、この本でもオススメでしたね、「まごわやさしい」で。

では。