ハヤテのごとく! 全巻まとめての考察PART1 | かるーく紹介日記

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ハヤテのごとく! 全巻まとめての考察
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 え~、このブログにしては珍しい、漫画関係の記述です。ハヤテのごとく!アニメ四期「ハヤテのごとく cuties」の放送が始まったなぁ~と思い書き出すことに...

さ~て、まず、ハヤテのごとくについて、どんな漫画なのか...


あらすじ

 クリスマスに親から「1億5千万」ほどの借金を押し付けられた綾崎ハヤテは、誘拐を計画する。そこで、偶然見かけた少女を誘拐する寸前で、別の誘拐犯に横取りされてしまう。ハヤテは、少女を誘拐した誘拐犯を捕まえようと自転車で車を追いかける。

 そして、誘拐犯に撥ねられ、血を流しながらも、少女を助け出す。

 そう、これが、一風変わったハヤテと超お嬢様の少女・三千院ナギの出会いだった……。

 借金をナギに肩代わりしてもらったハヤテが、ナギの執事として様々な問題からナギを救うコンバットラブコメディー(?)である。


主な登場人物

綾崎ハヤテ

 高校一年生→高校二年生(なお、ハヤテは潮見高校を退学、現在、何とか白皇学院に在学中)

 借金の総額は不明(1億5680万4000円の他にもワタルのビデオショップの親の延滞料金など)

・幼少期(本編10年前)

 ギャンブル、詐欺、窃盗、様々なことをやってきた両親のせいで、友だちも居らず、信頼できるのは己と兄・イクサだけ。そのイクサも、困っている人を見かけては助けに行ってしまうので、酷い両親とともに暮らしていた。しかし、ある日、両親の酷さに耐え切れず、飛び出す。無我夢中で走ってたどり着いたのは、「王族の庭城」。そこでアテネという少女に助けられ、(王族の庭城内での)二ヶ月以上過ごす。このときに、「掃除の基本」や「体を鍛える」ことを学んだ。

 しかし、アテネとは、両親のせいで喧嘩別れしてしまう。

・執事になる前

 潮見高校に通い、様々なバイトを掛け持ちしていた。また、そのせいで人付き合いは悪いが、それでもそれなりに友だちは居るようである。西沢歩と出会ったのも、この頃。そして、苦労しながらも十二月まで業界催促の自転車便として、年齢を偽ってバイトしていた。しかし、博打で出来た借金のかたに親に売られ、「1億5680万4000円」の借金とともに、借金取りに負われる羽目になる。そして、どうにかできないかと悩んだ挙句、ナギを誘拐しようとした。

・執事になってから

 ナギを救ったことで執事となったハヤテは、様々な人間との関わりを持つようになり、ナギのメイドのマリア、ナギの友人の鷺ノ宮伊澄、愛沢咲夜、ナギの許婚の橘ワタル、ワタルのメイドのサキ、白皇学院生徒会長の桂ヒナギク、生徒会役員の瀬川泉、花菱美希、朝風理沙、生徒会副会長の霞愛歌、生徒会書記の春風千春などと出会う。

 執事になり、その後、白皇学院に入学、マラソン大会、ヒナ祭り祭り、下田温泉旅行など様々なアクシデントに見舞われている不幸体質。

 また、ミコノス島旅行の後に行ったギリシャ・アテネ旅行で、天王州アテネと再会を果たすも、王玉を狙うミダス王にとり憑かれており、「王玉を壊してナギが遺産を失う代わりにアテネを救う」か「アテネを見捨てる」かの二択を迫られる。結果的に、ナギの計らいで、王玉は壊れ、アテネを救い出した。

・ムラサキノヤカタ~

 ナギの遺産がなくなったことで、屋敷を追い出され、昔、紫子がクラウスに譲った館を貸家として出している。なお、ムラサキノヤカタには、ナギ、マリア、ハヤテ以外に、千春、西沢、ヒナギク、アテネ(アリス)、そして、剣野カユラ、水蓮寺ルカが住人になっている(大浴場の上の部屋に伊澄、物置に神父とタマが住んでいる)。

 ムラサキノヤカタのアピールポイントの一つ、「執事付き」の執事である。

・外見

 不細工ではない。サチが薄そう。貧乏そうな顔。など、様々な事が言われているが、基本的に、童顔で、女っぽい。また、ナギの母・紫子に似ているといわれる。


三千院ナギ

 高校一年生→高校二年生(なお、飛び級のため、年齢的には中学生である)

 名家・三千院家のお嬢様。姫神が執事を辞めさせられたため、後任を探しているところにハヤテを見つけ、執事にした。また、理解力、推理力、知識力はずば抜けて高く、天才中の天才。幼少の頃から、英才教育を受けていて、歌なども上手い。

 何でも金で解決していたから、当初、お金がないと何も出来ない、金銭感覚もなかったが、バイトを始めたり、ハヤテに言われたりで、変わってきている。

 また、ハヤテを大切に思っており、アテネでは、ハヤテの事象を察し、王玉を壊している。

 かなりのダメ人間で、早寝早起きは出来ない。学校はすぐサボろうとする。体力がない。何でも買い揃えているため、ゲーマー。

 ムラサキノヤカタで暮らし始めてからは、漫画に対する夢を一層強くして、頑張っている。


桂ヒナギク

 高校一年生→高校二年生

 生徒会長。なお、一年生時で生徒会長になったのは、ヒナギクを含め歴代2人だけ(もう一人はマリア)。

 幼い頃に親に借金を押し付けられ、姉とともに暮らした。借金は姉が何とかし、今の両親は、かつての姉の教師。何かと気に掛けてくれていたので、両親になったらしい。今の両親も前の両親も嫌いではない。

 ハヤテに一目ぼれをしたが、自覚したのは、かなり遅い。

 万能会長で、文武両道、才色兼備、最強無敵の生徒会長。

 鷺ノ宮の秘宝「木刀・正宗」になつかれ、愛刀として使っていたが、アテネの一件で、「白桜」を手にしてからは、ツッコミにも「白桜」を利用し、出番はなくなった。

 また、唯一、ハヤテ以外で、アテネと親しかった人間で、ネーミングセンスが幼い頃のハヤテと近いためか「アーたん」という、幼い頃ハヤテがつけたあだ名をつけようとした(アテネに「もうその名で呼んでいい人はいない」と一喝されている)。なお、これが、ミダス王の覚醒を一気に引き上げたと思われ、この後から、アテネは、白皇から姿を消している。

 人気は高く、作中でも人気投票でもその人気の高さが分かる。


マリア

 三千院家メイド

 とあるクリスマスイブにマリア像の前で拾われたからマリアと名づけられた。幼い頃から帝に溺愛され、英才教育を受けた結果、ハイレベルの白皇を飛び級でとんとん拍子に卒業してしまった。

 三千院家のロボット開発の牧村とは同級生。

 能力は高く、知能も高い。元は、ナギの家庭教師だったが、いろいろあり、メイドになった。その素性は一切不明。

 大人っぽいが、17歳。ハヤテたちは、必殺技がが使えそうというイメージ。

 帝は、マリアにだけは甘い。それを利用して、マリアは、いろいろとやっている。

 また、アテネが覗く「天球の鏡」にマリアが現れたことから、アテネの関係者だと思われる(天球の鏡は知り合いしか映し出せないため)。


鷺ノ宮伊澄

 高校一年生→高校二年生(ナギと同じく飛び級)

 「術式 八葉」を受け継ぐ巫女の家系で、伊澄もそれを色濃く継いでいる。その能力の高さゆえに、妖怪たちから助けを求められることもある。また、伊澄と対等に戦えるのは、ミダス王に乗っ取られていたアテネ(元の素質が高く、アテネ単体でも互角の模様)くらいである。

 極度の方向音痴だが、自覚しておらず、自身をしっかりものだと称している。理由は、母が伊澄以上にボケボケのため。

 ナギとは仲が良く、唯一、ナギの漫画を理解している人間。

 また、ハヤテに一番最初に告白した人間でもあるが、ハヤテは、「子供に好かれやすいのかな」といってスルーしている。

 妖怪関係の仕事のときは咲夜を相棒に、世界中を渡り歩いている。


愛沢咲夜

 中学二年生(白皇に飛び級予定だったがワタルに譲った)

 関西弁の少女。

 ワタルに飛び級の権利を譲ったり、伊澄の妖怪退治に巻き込まれたり、ナギの新しい執事(ハヤテ)を試したり、と様々なことをやっているが、基本的に、本編の重要な部分に関わってくることが少ない。しかし、その反面、伊澄の能力やワタルの恋心など、様々なことを知っているし、頭もキレる。


橘ワタル

 高校一年生→高校二年生(ナギと同じく飛び級)→自主退学(自営業に専念するため)

 レンタルビデオショップタチバナの店長→本屋に移行

 ナギの許婚だが、伊澄のことが好き。しかし、ゴールデンウィークの一件などから、サキとともに行くことを決める。

 

瀬川泉

 高校一年生→高校二年生

 テストをそれなりにできればエスカレーター式という白皇で進級の危機に瀕するほどの馬鹿。実は、アテネの次にハヤテとであった少女で、ハヤテとキスをしている。なお、それが泉のファーストキス(ハヤテはアテネとすでキスしている)。

 クラス委員長だが、理由は、雪路より馬鹿そうだから。

 ハヤテのことを「ハヤ太くん」と呼ぶ。これは、十年前も同じ。なお、十年前に泉を襲った犬は、三千院家で飼われていた「ラッキー」という犬。ちなみに「ラッキー」と呼んでいたのはクラウス。

 実家は電器製品関係。


春風千春

 高校一年生→高校二年生

 生徒会書記。学校では、真面目キャラを作っているが、実際は、オタク。

 父さんの会社が倒産しそうだから、白皇に通えなくなるかもと親に言われ、メイド喫茶でバイトをしてみることに。しかし、倒産せず、しかも、そこの経営者の咲夜のメイドになることになった。

 ルカと偶然出会う。

 ちなみに、父は、橘家の人間の知り合いと思われる。


水蓮寺ルカ

 アイドル

 漫画家になりたいアイドル。大手のサポートでアイドルとなったが、親は、自分達の力でアイドルになったわけではないのであわせる顔がないと、ルカをアイドル育成させたときの借金だけを残して、いなくなった。

 あらゆる点でハヤテに似ている少女。

 ハヤテと三番目にキスした人物(一番アテネ、二番泉)。既にハヤテに告白しているが、ハヤテには「お嬢様の執事だから」と断られている。しかし、諦める気はなく、次のコミケでのバトルで1億5千万(ハヤテの借金返済)を賭けてナギと勝負をすることになっている。


剣野カユラ

 白皇の飛び級枠(ワタルが退学したため空いた)に入ってきた。

 親が漫画好きで、自身も漫画好き。ナギの漫画にたいするアドバイスをしている。


三千院紫子

 ナギの母親。かなりの幸運の持ち主で、王族の庭城に入ったと思われる扉絵もある。