新生徒会の一存 下 | かるーく紹介日記

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新生徒会の一存 下 碧陽学園新生徒会議事録


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画像が歪んでるのは気にせずに...

 と言うわけで、新生徒会の一存下巻が発売されました。残すところ「生徒会の祝日」だけとなりましたね。もっともっと生徒会の一存を楽しみたいですが、まあ、新作に期待したいです!葵先生、今後とも見させていただきますので、よろしくお願いします(←そんな、このページを葵せきな先生が見てるわけじゃあるまいし...)


 まあ、そんな話はさておき、新生徒会は、以下のようなキャラですね

会長…天然ボケ、不運

副会長…ハーレム一直線

副会長…毒舌系

書記…や、病んでる

会計…アホ、腐女子、オタク

 なんとも言えない、旧生徒会とも違う、それでいて、独特の組み合わせですよね。あと、この面子を見ていると、率直に「天は二物を与えず」と言うか。


 そんな、私の考えはさておき、以下、ネタバレ注意


あらすじ

 前回からのあらすじ。新しい生徒会になったにも関わらず、副会長・杉崎鍵以外の役員は、生徒会に姿を現さない。鍵と協力関係にある新聞部部長・風見めいくに他の役員の調査を依頼し、役員を呼び集めようと画策をする…。

 そうしてあちらこちらを駆けずり回った結果、笑いの神がとり憑く会長・西園寺つくしと家庭の事情により多忙だった副会長・水無瀬流南が無事生徒会入りを果たした。

 その後のお話が今巻の内容である。

 今巻のあらすじ。火神北斗と日守東子を生徒会に引き入れろ!

 東子が学校で目立たない理由とは...?!

 北斗の過去、そして、○○との関わりは?!さらに、鍵をうらむ理由とは...


登場人物

杉崎 鍵

 新生徒会副会長(前年度に引き続き)。本来なら、順当に生徒会長の座を手に入れるはずだったが、転校生の西園寺つくしの登場により、人気投票一位の座を奪われ、さらに、日守東子により二位を取られたため、三位となった。

 新生徒会初日に、まさかの、全員欠席という事態になり、役員達を生徒会に参加させるために奮闘した。

 語り部として、物語を始めるときに、前会長の名言を度々用いる。また、新生徒会の全員がそろって以降は、会議の始めにつくしが喋り、不幸に見舞われてから、話に入る。



日守 東子
 新生徒会書記。銀髪と大人っぽい雰囲気をもつ。学校では目立ちたくないと、黒髪のカツラとマスクで、髪と顔を隠している。

 祖母から隔世遺伝で受け継いだ銀髪と美貌により、周りの人間関係が歪むのを目の当たりにしてきたせいで、あまり目立とうせず、銀髪を嫌っている。

 オタクで、BLもいける腐女子。また、前会長なみの知識力で、知りもしない四字熟語を多用するため、残念な雰囲気が耐えない。前会長よりも大人っぽいのも残念な雰囲気を増させる原因だと思われる。

 秋峰と同じクラスだが、東子は覚えていなかった。

 鍵により、実は、銀髪に誇りを持っているという事実が発覚する(←あ、あの、はがないの小鷹的な)。


火神 北斗

 新生徒会会計。新生徒会最初の承諾者にして、最大のラスボス。明るい性格で、鍵になついているように見える。

 幼い頃に、自分と母が、父の愛人とその子だったことを知る。そんな父のような、節操のない人間を嫌うようになる。その後、母と二人暮しをしているときに、飛鳥に出会い、仲良くなる。そして、飛鳥の境遇を知り、飛鳥に自分の母と同じ道を歩ませないために、鍵の思想をぶっ壊しに来た。

 鍵と、精神的「殺し合い」をして、勝負することになる。父の姿を見せて、鍵の将来を示唆するなど。

 しかし、鍵に出し抜かれ、再び父と一緒に暮らすことになったのを阻止され、強行手段で、鍵の首筋にカッターナイフを突きつける。

 父と鍵の電話でのやりとり(一方的に鍵が言っただけだが)で、鍵は、「同じ種類だけど違う存在」だと、認める。だが、ハーレム思想には反対で、「自分だけが好かれればいい」と、鍵に寄り付く新生徒会のメンバーを払う「ヤンデレ」と化した。

 林檎と同じクラス。


西園寺 つくし

 新生徒会会長。転校してきた後、圧倒的な人気で人気投票一位になる。挨拶時のドジっぷりは、人気に拍車をかけた。

 しかし、極度の不運体質で、微妙な感じに運が悪い。

 体質のため、初回生徒会にこれず、自分には生徒会長の資格がないと辞めようとするが、撤回期間をすぎていたため、受理されなかった。
 鍵の活躍により、今は、新生徒会の会長として体質に負けず頑張っていくことを決める。


水無瀬 流南

 新生徒会副会長。優良枠により生徒会入りを果たした。

 しかし、父親が入院したため、入院費などのことを考え、バイトに専念する。そのため、生徒会に来ていなかった。
 しかし、鍵が父と会話し、その真相を聞いたことによって、新生徒会に来るようになる。


風見 めいく

 新聞部部長。かつて、リリシア前部長に黒歴史を握られ、部員となり、リリシア卒業後、鍵との諸々のラブコメの様子を握られ、部長となった。

 新聞部部長として、義務は果たしている。

 鍵に、新生徒会の役員候補の情報を流していた。

 様々なことに裏方として手助けをしている、鍵の大事なパートナー。


旧生徒会役員

桜野 くりむ

 生徒会前会長。今は、大学に通っている。大学でも様々な事件(トラブル)を巻き起こしているようだ。今でも杉崎に会いに碧陽学園に訪れている。下巻に登場。


紅葉 知弦

 生徒会前書記。今は、大学に通っている。鍵とデートをするなど、今でも鍵と度々会っている。上巻に登場。


椎名 深夏

 生徒会前副会長。今は、マテリアルゴーストの舞台・私立現守高校に転校し、妹の真冬と並ぶ二大派閥を形成している。鍵とは、パソコンでやり取りしている。上巻に登場。


椎名 真冬

 生徒会前会計。今は、マテリアルゴーストの舞台・私立現守高校に転校し、姉の深夏と並ぶ二大派閥を形成している。鍵とは、ゾンビゲームをして遊んでいる。上巻に登場。


生徒会関係者

杉崎 林檎

 鍵の義妹。火神北斗と同じクラス。現在は鍵と同居中。


秋峰 葉露

 日守東子のクラスメイトにして、リア充。日守東子には、「そんな奴いたか」といわれたり、鍵には「秋峰は影が薄い」といわれたりしている。


感想

 最後には、無事いつもの雰囲気の生徒会が繰り広げられましたね。

 帯にも書かれている「世の中が面白いんじゃないの。貴方が、面白くなれたのよ」は、一番最初の生徒会で言った「世の中がつまらないんじゃないの。貴方が、つまらなくなったのよ」に対する形になっていて、生徒会の一存をまとめる形となっているなあと感じました。


 後は生徒会の祝日だけですね。もう、祝日の感想には、書いてやりますよ「葵せきな先生の次回作にご期待ください」って!←嘘ですすみませんwww