9月28日(水)

裏磐梯へ出かけていく途中、「塔のへつり」の次に立ち寄ったのが「大内宿」

 

 

大内宿散策

 

「大内宿」とは・・・

江戸時代の町並みを今に残す宿場「大内宿」。「下野街道と呼ばれた会津と日光を結ぶ街道の両脇には、茅葺き屋根の民家が並び、江戸へ向かう大名や旅人の宿駅として重要な役割を果たしていました。30軒以上の茅葺き屋根の民家が並ぶ様子は極めて珍しく、年間約80万人の観光客が訪れ賑わいを見せています。(おいでよ南会津より

 

 

その宿場町へ行って来ました。

 

 

停めた駐車場は、大内宿の駐車場から大内ダム方面に約500m行った所にある、そば道場前の無料駐車場。

そば道場を見学したかったが、工事中のようだ。

 

街の中心部から更に奥に入った静かな駐車所。

「大内宿へはどう行くの?」と悩んでいたら、道場右側に「大内宿、近道➡」の案内発見。チョキ

 

人があまり通っていそうもない道を、草を踏みつけながら行くと、橋が出現!

 

その欄干に、赤とんぼがいっぱいだ。

 

橋を渡っていたらトンボが飛んできて、手の甲にとまったのにはビックリ。びっくりあせる

何と、そのトンボは橋を渡り終えるまで一緒に歩いてくれた。

「このままズ~ッと?」と思ったが、橋を過ぎたらまた欄干に戻って行った。パー照れ

 

 

今、トンボがとまった手は右手。

今年因縁の右手だ。

 

昆虫に、私の右手の不具合が分かるのかな~?ニコ

 

 

その欄干には、赤とんぼよりも赤いキノコ

調べると、アカミゴケという苔らしい。

初めて見る苔だ。

 

橋を渡って行くと、間もなく宿場町の一番上側に到着。

 

真直ぐな広い道の両側に、江戸時代の古民家が整然と並んでいた。

さらに道脇には綺麗な水が流れている。

こんな広々とした街道は始めてだ。

 

両側の古民家は、今はお土産屋さん。

 

野菜を売っている!と思ったら、なんと、それは「布で作られた野菜」だった。

 

この野菜は「ちりめん」で作られたもので、本物?と見間違う程。

小さな唐辛子まで手作りだ。

 

茅葺き屋根には草が出ている。

それがまた何とも言えない雰囲気で、コスモスが色添えしていた。

 

 

大内宿本陣跡

 

一か所、落ち着いた雰囲気の建物があった。

 

大内宿街並み展示館(大内宿本陣跡)

 

 

早速、建物内部を見学!

入って直ぐ右側に、広い板の間に囲炉裏。

 

建物内部には、昔使われた農機具などの展示もあった。

 

「トオミ」や「干歯コキ」など、我が家にもあった農具だ。

子供の頃、既に使われなくなった千歯コキの歯を取り外し、手裏剣として遊んだ記憶も蘇る。パーウインク汗

 

見覚えのある数々の農機具を、懐かしく見させて貰った。

 

 

奥には立派な座敷。

ここは参勤交代で殿様達が使った部屋のようだ。

右奥が上段の間。

 

湯殿。

 

様々な昔の家具。

 

鉄瓶等々。

どれも、子供の頃見た覚えのある物ばかり。

 

囲炉裏には炭に火が点いている。

その回りは、ビックリする程暖かった。

冬には雪が沢山降る大内宿。

隙間風が吹き込む昔の家でも、この囲炉裏の回りは暖かかっただろう!グッ

 

囲炉裏の思い出と言えば、我が家では鮎を串で差し、炭の回りに突き指して焼いて食べたことがあったな~。ウインク

 

二階へ行って見ると、そこには養蚕の用具が置いてあった。

 

本陣跡には、私の思い出につながる品々が沢山ある。

 

この家の二階では、養蚕をしていたことを思い出す。

目が覚めたらザワザワ音がする。

雨?と思ったら、蚕が桑の葉を食べる音だったり・・・パーニヤリ

 

 

本陣の建物内部を拝見していたら、遠い昔の思い出が鮮明に蘇って来た。

スマホや電気釜など、便利な物はなかったが、今には無い幸せもあった事を思いだした本陣見学でした。OK照れ

 

 

 

懐かしい茅葺屋根の葺き替え作業

 

「展示館」隣の屋根が賑やかだ。

 

見ると、屋根の葺き替え中。

これを見ても、「我が屋でも葺き替えしていたな~」パー照れ

 

昔の想い出が蘇った本陣跡を出て、街並み散策。

 

本陣隣に大きな鳥居。

 

高倉神社とある。

 

街道を外れて、少し参道を歩いて見た。

参道脇に今風の建物。

建物の前には滑り台や鉄棒のある広場。

さらにプール等があることから、ここは小学校と推測される。

でも、子供達がいる様子はない。

 

後で調べて見ると、平成17年本校に統合されて廃校となったようだ。

江戸時代に栄えた街道も、今は済む人も少ないのかな?

 

田畑の中を真っすぐに参道は続いている。

 

ずっと先の右側の森に、第二の鳥居が見えて来た。

神社はあそこから、さらに森の中にありそうだ。

かなり距離はありそうなので、お参りは断念。

またの機会としましょう!バイバイ

 

来た道を戻り、街並み散策を続けましょう。

 

 

当時の生活が今も見えて来る街並み!

 

目を引いたのが、街道の両側にある水の流れ。

所々に階段があり、昔はここで野菜などを洗ったのだろう!

今は、綺麗な花が水桶に浮かべてあった。

 

観光客を楽しませる心配りを感じた。

 

静かな街並みは、江戸時代へタイムスリップした気分。

 

所々にこんな文字が・・・

「休んでいってください!」と言う方言が温かい!照れ

 

街道脇には、お花もいっぱい咲いていた。

 

ここへ来たら食べたい!と楽しみにしていた「ねぎそば」

残念ながらお店は休みだった。

もう一度食べに来なくてはいけないな!パーウインク

 

ここにも、水鉢に綺麗なお花。

このお水は冷たくて、昔は野菜など冷やして食べていたのかも!

 

軒先に吊るされたお花。

日本人の粋を感じる!グッ照れ

 

絵?と思ったら暖簾だった。チョキ

 

街散策を一回りして、スタート地点の一番上側まで戻って来た。

 

突き当りの左奥に階段がある。

行って見ましょう!グー

 

階段脇に、宿場町の案内。

「重要伝統的建造物群保存地区」

「下郷街大内宿伝統的建造物群保存地区」と書いてある。

 

 

子安観音像

 

さて、その向こう側にある気になっていた階段。

登って見ました。パー

 

登り切った所にあったのは「子安観音堂」

この観音堂も、当時の建て物?のようだ。

 

由来

安産や子供の成長を守護する観音菩薩。

 

孫達の成長をお祈りしました。お願い

 

この観音堂の前を右に行くと、車を停めた「そば道場」へ行けそうだ。

そろそろ車に戻りましょう!

 

 

 

街道を一望出来る場所発見チョキ

 

少し山道を歩くと、少し開けた所があった。

 

なんと、そこから大内宿が一望だ。

ここから見る景色が、大内宿の紹介で使われる写真の場所だった。

素晴らしい街並みは、本当に当時にタイムスリップした気分。グッ

 

 

今回、初めて来た大内宿。

予想以上に素敵な所でした。チョキ

 

 

見晴らしの直ぐ先に東屋。

 

その先を下って行った所が「そば道場」

階段を下って戻りましょう!

 

道脇にお地蔵様。

きっと当時からあるお地蔵様?

 

当時から現代まで、様々な時代変化をご覧になられた事でしょう!

手を合わせ、これからの人生が波乱の無い事をお祈りしました。お願い

 

 

ユックリ45分程の大内宿散策でした。

 

人気の大内宿は、連休等は混雑しそう。

今回はとても静かに、宿場街を楽しむ事が出来ました。

 

ここをユックリ楽しむのには、時期選びも必要そうだね。ウインク

 

 

大内宿の観光スポットなどが分かりやすいサイトをご紹介。

 

 

 

まだまだ今日の予定は続きます。

車に戻り、次の目的地の「鶴ヶ城」へ向かいました。

 

その様子は次回にて・・・

 

 

ここまでお付き合い有難う御座いました。バイバイ