10月11日(月)
「人気の石割山から見る富士山は素晴らしかった!」の続きです。
石割山・山頂から見る富士山は、本当に素敵でした。
この場を離れがたいが、そろそろ出発です。![]()
次の目的地は、「平尾山」です。
道案内に「東海道自然歩道」とあります。
東海自然歩道は、「明治の森高尾国定公園」から大阪の「明治の森箕面国定公園」を結ぶ、総延長1,697.2 km の長距離自然歩道。
高尾山周辺は、何か所か歩いたことがありますが、ここも東海道自然歩道と言うことを初めて知りました。
出来る事なら、高尾山から大阪まで歩いてみたいが、ちょっと自信が無い。![]()
![]()
取り合えず、目の前の東海道自然歩道を頑張って歩きましょう!
ところで、登って来た神社からの道は、とても滑りやすく、崩れている所もありました。
そんな所は、ロープや木の根っこ等を頼りに何とか登って来ました。
しかし、石割山頂上から平尾山への道は、それ以上に荒れていました。
何かに摑まらないと滑って転びそうで、スマホを手にする余裕もない程、ボコボコでした。
その様子を昨年2月に通った時の写真でご紹介。
この時は霜柱が溶けてグジャグジャ。
今回はぬかるみは無いが、窪んだ処がえぐられて、この写真では言い表せない程酷かった。![]()
![]()
![]()
乾いている土は、粒状でとても滑りやすいので、ロープと周りの木の枝を頼りに、何とか転ばずに下りました。![]()
![]()
![]()
平尾山・山頂への道半分程降りた頃からは、歩きやすい道です。
「平尾山」と駐車場のある「平野」、そして今下って来た道「石割山」との分岐点。
駐車場は「平野」ですが、今は「平尾山」へ向かいます。
ススキの道を進みます。
分岐点から数分で、平尾山に到着。
山頂には大勢の人が休憩をしていました。
平尾山・山頂、標高1318mです。
石割山より100m程低い山ですが、ここからの富士山も素晴らしい。
今の季節はススキがとても綺麗です。![]()
素敵な景色を楽しんでいたら、石割山・山頂で出会った三人の若者がやって来ました。
私達を見つけると近寄って来て、また写真を撮ってくれました。
若いのに気遣いのある方です!
お返しに、「三人で撮りますか?」と聞くと、手を横に振って苦笑いしていましたよ!
男三人でも、良い思い出になると思うけれど・・・ね!![]()
![]()
彼らの話声が聞こえてきました。
写真を撮ってくれた彼が、友人二人を案内して来たようです。
今日の山歩きはここで終わりのようで、これから平野の駐車場へ戻るようです。
しばらく景色を楽しんだ後、笑顔で手を振りながら駐車場へ戻って行きました。![]()
時間は11時半と昼時です。
そろそろ昼食ですが、その場所探しが大変でした。
山頂広場は周りに、背よりも高いススキがいっぱいで、座れるところも限られています。
ベンチは1個ありますが、先客が居ます。
場所探しをするが、食事をとれそうな場所は既に埋まっていました。
昨年来た時は、一段下がった所に最適な場所がありました。
そこへ行こうとしたが、広場以外はススキがいっぱいで行けません。
どうしようか?と悩んでいたら、飯盛山方面から登って来る階段の最上段が、現在階段としては使われてなく、ベンチ代わりになりそうです。
そこで今回は、階段の横木に腰かけての昼食となりました。![]()
![]()
いつも行く高尾山や南高尾山稜、そして八重山等は休憩場所には困らないほど沢山有ります。
愛好家たちのお陰ですね。
改めて感謝です。![]()
しかし、自然の山は休憩場所も無いのが普通。
観光地化した山に、慣れすぎですね❗
反省です。😥
さて、場所が決まった所で、昼食の準備です。
今回のメニューは「豚汁うどん」と「お握り」三種。
最近、山で食べるカップ麺にはまっています。
温かい麺類は最高に美味しいです。
以前は、山頂で登山バーナーでお湯を沸かしている人を羨ましく見ていました。
でも、バーナーや鍋などが荷物になるので避けていました。
そんな私がカップ麺が食べられるようになったのは、THERMOSの真空断熱マグのお陰です。
愛用しているのがこちらのマグです。
500mlのサイズで、カップ麺を作るのに十分なお湯が入ります。
朝、100℃のお湯を入れると、昼時まで熱いお湯を保ってくれるのです。
しかし、どんなものにも弱点はあるものです。
こうした保温ボトルの一番の弱点は、どのメーカーの商品も口元です。
口部分は断熱がしにくい場所だから、どうしても熱くなります。
熱くなるということは、それだけ熱が逃げているということ。
そこで私は、一工夫をしています。
その方法は、厚めのペットボトル用保温カバーを頭から被せるのです。
こうすることで、優秀な保温効果はさらに増します。
今回もカップ麺にお湯を注ぎ、食べる時には気を付けないとやけどする程熱い。
私は猫舌なので、熱すぎる程です。
今回も、フーフーしながら熱~いうどんを、美味しく頂きました。![]()
![]()
素敵な景色を見ながらの昼食は最高です。
山登りの醍醐味ですね!![]()
食べていると、階段を登って来る人が増えてきました。
狭い山頂では使われない階段の最上段とは言え気になります。
後続の方に席を譲るためにも、食べ終わり次第撤収しました。
到着してから30分程で山頂を後にしました。![]()
通過して来た分岐点に向かう途中、来る時気づかなかった花を発見。
ラッキョウの花?
初めて見る花です。
さらに、トリカブトの花。
花を楽しみながら分岐点へ到着。
左が石割山、右が駐車場のある平野方面。
ここは迷わず平野方面へ向かいます。
木漏れ日に照らされて、輝いて咲く「フデリンドウ」が綺麗でした。![]()
上を見上げると、木々の葉が黄色く光っています。![]()
秋の足音が聞こえてくる山道を、楽しみながらの下山となりました。
樹々の間から見える向うの山が石割山。
怖い思いをした滑りやすかった道が見えました。
今回の石割山と平尾山登山は、足元が悪くてヒヤヒヤでした。![]()
![]()
しかし、そんな思いをしても、綺麗な富士山と周りの景色は、何物にも代えがたい登山でした。
分岐点までやって来ました。
この下にも分岐点は有りますが、前回来た時その分岐点も見逃してしまった。
その事をかなり下ってから気が付き、涙しながら分岐点まで戻った苦い思い出が蘇ります。![]()
![]()
![]()
二度と苦い経験は避けたい!![]()
そこで今回は、スマホで地図を確認したうえで、この分岐点を駐車場方面へ曲がりました。![]()
![]()
ここからは一気に急坂を下って行きます。
この山道も火山灰土で滑りやすい。
でも、石割山からの下りよりはずっと楽です。
気を付けながら下る事15分程で、下まで降りて来ました。![]()
そこには砂防ダムがあります。
道はダムから流れる小川の向こう側です。
川の中の石を飛び渡りながら超えました。
渡り切って振り返って見る砂防ダム。
小川を超えると、車道に出ました。
回りの樹々が真っ黄色。![]()
とっても綺麗でした。![]()
さらに下ると、とても大きなダム?
その下に東屋発見。
せっかくなので、ここで水分補給休憩しながら、周りの景色を楽しみました。
そこから駐車場への道は、秋一色。![]()
色着いた樹々の葉が光に輝いていました。
とっても綺麗です。![]()
12時50分、駐車場へ戻って来ました。
駐車場から見る、来た道の紅葉![]()
猛暑日の続く関東地方と違い、山中湖周辺は秋が始まっています。
駐車場に戻って見ると、相変わらず満車。
トイレ側の空き地も満車。![]()
道路沿いの木陰で、道路に座り込む人もいました。
それ程今日は暑い。
それにしても、今日は休日の人が多いようですね!![]()
![]()
さらに緊急事態宣言も解除され、皆さんも素敵な富士山を見に来たのでしょう。
それ程魅力的な石割山からの富士山でした。
登山道が荒れているけれど、また来たい!と思える石割山でした。
今日の記録
距離:5.2Km、 時間:約3時間(休憩含)
今日のコース
石割山、そして平尾山の登山を楽しんだ後は、来た道を帰ります。
帰りに直ぐ傍の「石割の湯」で立ち寄り湯を楽しもう!と思ったが、今日は休日。
温泉はまた別の日に来ることとしました。
帰りも、来る時走った来た「道志みち」を帰ります。
来る時は、通過した「道の駅どうし」に寄って見ました。
駐車場は隙間の無い程いっぱい。
空くのを待って駐車する程でした。
バイク専用の駐車場も満車状態。
ここも、祝日の混雑のようです。
やっぱり振替休日ではなくなった今日ですが、巷では休日の人が多いようです。
山登りで喉も乾いたので、ソフトクリームを買いに行って見ました。
ゆるキャラの「チャリたぬ」です。
サイクル天国やまなし マスコット「チャリたぬ」だそうです。
流石、ロードレースが行われるほど、サイクリストが多い山梨ですね。
お店の中には山野草のドライフラワーもいっぱい。
お店の前のテーブルで、ソフトクリームを片手に歓談する人達が大勢いました。
私達も、列に並んでソフトクリームを頂きました。
ピーチソフトクリームは濃厚で美味しかった!
また、コーンも厚くて美味しかったです。
木陰のテーブル席は満席だったので、ベンチで頂きました。
「道志みち」沿いに取り付けられた横幕が目に入る。
左は「自転車ロードレース競技会場、道志村」
右は「TOKYO2020、自転車ロードレース競技、開催会場」
これらはいつまで取り付けておくのだろうか?
変なことが気になる私です。![]()
![]()
食べ終わった後、道志川を見に行って見ました。
橋の上から見る「道志川」の上流方面。
道志川の水源地はこの上流にあり、横浜市水道局が保有する広大な水源林。
道志村は降雨量が多く、また豊かな森林にも恵まれており、そこで育まれた道志川の水質は極めて良好です。
大正5(1916)年に横浜市が山梨県から山林を購入して以来、100年余にわたり、道志水源林は「赤道を越えても腐らない」と賞賛された道志川の水を横浜市民に安定して送り続けるため、重要な役割を果たしてきました。(横浜市HPより)
下流方面
この流れは道志みち沿いを流れ、多くのキャンプ場を経て津久井湖に流れて行きます。
道志川は、川下に住む人達の貴重な水資源ですね。
ソフトクリームを食べた後、道志みちを圏央道相模原ICへ戻ります。
その道でも、多くのサイクリストやライダーと出会いました。
道沿いの大木を切っている現場に遭遇。
木を切って、道路修理しているのでしょう。
道は沢山の車が走っていました。
道志みちはオリンピックのロードレースが行われ、今まで以上に知られることとなったのでしょうね。
狭く、曲がりくねった道です。
安全運転第一で、素敵な道を楽しみましょう!![]()
今回は久しぶりに「道志みち」のドライブと、「石割山」と「平尾山」登山を楽しむことが出来ました。
紅葉の便りも聞かれてきた今日この頃。
感染対策をしっかりして、今年の秋を楽しみたいと思います。
最後までお付き合い有難う御座いました。![]()
追記
緊急事態宣言も解除され、感染者数も激減しています。
TVでも、何故急激な減少となったのか?と論議されているが、何は兎も角減少することは嬉しい限り。
今日、岸田首相が新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種について、「早ければ12月から開始することを想定してしっかりと準備を進める」と発表。
また、アメリカの製薬大手「メルク」は11日、新型コロナウイルスの飲む治療薬の緊急使用許可を規制当局に申請したと発表しました。承認されれば世界初で、医療も随分助かるようです。
少しづつだけれど、明るいニュースが流れてくるようになりました。
一日も早く新型コロナウイルスが、昔話となる日が来ることを願うばかりです。













































