10月5日（月）
今回のお出かけ予定は金曜日まで。
そして「白駒池の紅葉」を見ながら帰る予定でいました。
ところが・・・、
今回は静養日を入れたので、一日伸びてしまい、帰るのは土曜日です。
しかし、土曜日の白駒池は混雑が予想される。
混んでいてはゆっくり楽しむことも出来ない。
そこで空いていると予想できる月曜日に帰ることにしました。
そして月曜日の朝。
窓の外を見ると、厚い雲に隠れて八ヶ岳の姿が見えない。
白駒池は八ヶ岳の中の湖なので、ガスに包まれているだろう。
これでは行っても紅葉は見られない？
心配になり、天気予報を調べると、10時頃より
晴れる予定。
天気予報を信じて、お茶をしながら様子見としました。
来た時は緑色だった白樺の葉も大分黄色くなってきた。
1週間もすると、目の前は見事な紅葉になりそうです。
ところで、肝心の雲の様子だが、10時過ぎても雲は晴れてこない。
あまりの厚い雲に、今回は諦めてまたの機会にしようか？と迷う所。
迷いに迷った結果、せっかくなので行くだけ行ってみる事に決定！
霧の白樺湖もいいかもしれないし・・・。
物事ポジティブに考えて生きた方が気も楽だしね！
コロナ禍のお陰で、そんな気持ちになってきた。
コロナも悪い事ばかりではないかな？と、負け惜しみ！
帰りの準備をし、10時半に出発。
白駒池への道は、紅葉真っ盛り。
白駒池の
紅葉は見ごろかも！
でも登るにつれて霧が濃くなってくる・・・
心配です。
その心配はだんだん強くなる。
さらに登っていくと、霧は一段と濃くなってきた。
前を走っていた車が霧の中に消えて見えなくなってきた。
フォグランプの明かりを頼りに、ゆっくりと走り何とか駐車場に到着。
駐車場について、ビックリ。
あんなに凄かった霧が晴れています。
もう一つビックリです。
その駐車場は、平日だというのに、こんな天気だというのに、満車の案内。
幸いにも、反対側の駐車場に誘導され、何とか駐車できました。
紅葉の白駒池の人気の凄さに、何度もビックリです。
紅葉には早かったかな？と思っていたが、駐車場脇の樹々が色づいています。
太陽は見えないが、ガスはさらに薄れてきました。
これなら紅葉も楽しめそうです。
ところで、またもビックリ。
車から降りて準備していたら寒いのなんの？
ここは標高2115ｍの高地。外気温は10℃と寒い。
慌てて持ってきたダウンベストを着こみました。
さあ、白駒池の紅葉散策スタート！
白駒池への道は大勢の人。
振り向くと、駐車場の方が紅葉で燃えているようです。
木道の両側は苔の森。
池までは15分程。
歩道の回りは樹齢数百年のコメツガ、トウヒ、シラビソの原生林。
その樹々の足元を苔が一面覆っています。
ここには、485種類の苔が生えているそうです。
まるでジブリの世界。
森の妖精が出て来そうです。
膝を折って苔に
カメラを向けている人があちこちにいました。
苔は心を癒してくれますね。
まず、紅葉が一番綺麗な所へ行ってみましょう！
その場所は、山小屋「青苔荘」前の水辺です。
白駒池への途中、左へ行くと青苔荘に出ます。
外のテーブルの上に可愛い顔のメニュー立て。
その顔を見て、思わずニヤリとしてしまった。😀
青苔荘の前の水辺がこちら。
早速綺麗な紅葉です。
狭い水辺では、写真を撮る順番を待つ列が出来ています。
番を待って、撮影した秋の紅葉がこちら！
紅葉真っ盛りです。
左側に白駒荘が見えます。
昨年来た時は少し遅く残念だっただけに、この見事な紅葉を見れて最高です。
反対側の景色がこちら！
この辺りの景色は、随分昔、「大人の休日倶楽部」と言うCMで、吉永小百合さんが映っていた所？
ご興味ある方はこちらを
このCMで、白駒池はさらに人気になったのかも？
そんな感傷にゆっくり浸っていられません。
後ろには順番を待つ人が・・・
撮影を終え、早々に場所を譲りました。
折角来たので、池を一周してみました。
木が密集している林の中を歩いて行きます。
樹木の森を抜けると、苔がいっぱいの林に出ます。
歩道の右横には、燃えるような紅葉。
池の左側は、苔の森。
この辺りは「もののけの森」と呼ばれるようです。
代表する苔は「ムツデチョウチンゴケ」
皆さん苔を楽しんでいます。
苔の森を過ぎると、紅葉の樹々が見えてきました。
見事な紅葉です。
紅葉は見頃。
心配した天候ですが、来て正解でした！
「青苔荘」の丁度反対側辺りまで来ました。
そこには「ニュー」への登山道入り口があります。
2年前の8月に、「ニュー」へ登った記憶が蘇る。
素敵な山でした。
その時の様子はこちら
今年も登りたかったのですが、コロナ禍理由で来ることが出来ませんでした。
来年こそは！と夢は広がります。
この辺りも紅葉がいっぱい。
白駒池の紅葉は、本当に綺麗です。
まだまだ見所の多い白駒池ですが、続きは次回でご紹介。
ここまでお付き合いありがとうございました。
