8月25日(火)
城山湖から南高尾山陵の大洞山まで歩いて来ました。
先日南高尾山を歩いた時に、オジサンからお聞きした「コンピラ山の落雷」と言う話が気になり、見に行くことに。
今日もしっかり猛暑日。
頑張って歩きました。![]()
8字40分にスタート。
朝早いし、平日なので駐車場はガラガラ。
発電所脇の登山口から、緩やかな上り坂を上り切った所の分岐点。
いつものように、三沢峠方面へ歩き始めた時、峯ノ薬師方面から歩いて来るオバサン二人と出会う。
私の顔を見るなり、笑顔で話しかけてきた。
「今日初めて出会った人だ!」
歩き始めて1時間だが、出会った人は私が初めてという事らしい。
確かに、今日の城山湖周辺は本当に静かだ!
私も駐車場からここまで、一人も合わなかった。
こんなことは初めてだ。
元気なお二人です。
いろいろなお話が続きました。
だが、お年をお聞きしてビックリ。![]()
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(レディーの年をいうのは失礼だけど、あまりにお元気なのでお許し願うとしてご紹介)
中心になってお話しする方は72歳。
見た目は60歳代。
一歩下がって、相槌をうつおしとやかで品のある方は、なんと80歳。![]()
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スタイルも良く、70歳前半に見えましたよ。
いつもは高尾山を歩いているそうだが、混雑するので人を避け、ここを歩いているそうだ。
新型コロナウイルスが広がってきた今は、人混みは避けたいですよね。
納得です。![]()
また、ここでも土日は混むので、平日のみ歩きに来られているようだ。
そうなのです!先日土曜日歩いたら、本当に大勢いました!
それにしても、「足腰」も「心」も元気なお二人です。
私をお二人を見習って、頑張って歩きます!![]()
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少し立ち話しの後、はなさき休憩所の方へ向かうお二人を見送りました。
お二人とお別れして直ぐの榎窪山に到着。
ここの道標が新しくなっていましたよ!
歩く道脇の木が真っ白。![]()
最近良く歩いている山道だが、今まで気づかなかった。
近寄って見るとキノコだ。
あまりの多さにビックリ。
このキノコは「クジラタケ」のようだ。
花の多い南高尾山陵だが、夏の今は少なめ。
その道沿いに、ポツン!とアザミの花が目を引いた。
緑の中に赤い花は、心を癒してくれました。
平沢峠を過ぎたあたりに、フクロウの彫刻のある休憩所。
一人休憩しているオジサンがいました。
休憩しようかな?と思ったが、次の休憩所へ進むことに!
途中、水分補給をしながら見晴台に到着。
今日も富士山は見えないが、ここからの景色はホッとする。
この景色を見ながら、ちょっと休憩!と思ったら、藪蚊が凄い。
今の時期は本当に蚊に悩まされる。
そこで、今日は準備してきた蚊取り線香を取り出した。
持ってきて正解。![]()
さあ、火をつけて!と思ったが、持ってきたライターが点かない。
出かける時、点くことを確認したのに!![]()
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オタオタしている間も、蚊が体をいっぱい刺してくる。
見る間に。あちこちプツンと膨れ上がって痒~い。![]()
慌ててリュックから、ムヒαを取り出して塗りました。
こうなったら逃げるが勝ち。![]()
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早々に出発!
さて!
いつもは、ここまでで折り返すのだが、今日の目的地はコンピラ山。
オジサンにお聞きした「落雷のあったコンピラ山」を見に行こう。![]()
見晴台から直ぐの所にある中沢山休憩所。
ベンチもあるが、ここも藪蚊が多そうだ。
ベンチの前に、中沢山山頂へ行く道。
山頂には観音菩薩像があり、ベンチもあるが今日は先を急ぎます。
道脇に、暑さで弱りかけながら咲くオダマキ。
さらに進むと、道に紫色の花がいっぱい落ちている。
何だろう?と上を見ると、紫の花がいっぱい。
そろそろコンピラ山も近い。
どのあたりに落雷があったのかは、聞いた話では分からない。
キョロキョロと周りの木を見ながら登っていく。
木を見ていたら、実がいっぱい生っている木があった。
少し赤身を帯びている。
何と言う木の実だろうか?
食べられるのかな?
追記:この木の名前が分かりました。
(情報提供:かみぞーさん)
・マユミ、別名ヤマニシキギ(山錦木)
・食用には向かないようです。(wikipediaより)
新芽は山菜として利用される。天麩羅やおひたしなどに向く。
なお、種子に含まれる脂肪油には薬理作用の激しい成分が含まれており、少量でも吐き気や下痢、大量に摂取すれば筋肉の麻痺を引き起こすため、種子は食べてはならない。
南高尾山陵で一番の急坂。
この坂を登っていたら、後ろから女性が走って登ってきた。
若いって羨ましい。![]()
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今日は猛暑です。
短パンから見える脚は、汗でビッショリ濡れていた。
水分補給忘れずに!![]()
ここを上り切った所がコンピラ山。
木陰のベンチは快適。
ここまで来ると、このベンチで昼食をするのだが、ここも藪蚊が凄かった。![]()
さて、今日ここまで来た目的の「落雷の跡」はどこだろうか?
周りを見渡すが、それらしき痕跡はない。
まだ先なのだろうか![]()
せっかくなので、この先の大洞山まで行ってみることにした。
コンピラ山から5分程で大洞山に到着。
標高536m
南高尾山稜の中では一番高い山だ。
雷が落ちるとしたら一番可能性が高いと思うのだが、周りを見てもそれらしき痕跡はない。
残念だが、南高尾山陵の愛好家たちにお聞きして、出直すとしよう!![]()
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大洞山は樹々が多く茂っているので見通しが悪い。
悪いながらも、樹々の間から「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」の観覧車が見えた。
大洞山の現在地はこちら。
風の通らない大洞山だが、今日は涼しく藪蚊もいない。
いつも昼食は、暑い大洞山を避け涼しいコンピラ山だが、今日はここで
昼食とした。
昼食が終わったころ、オジサン一人コンピラ山の方から登ってきた。
城山湖の方から歩いて来た相模原市中央区にお住いの方。
いつもは丹沢山など良く登っているそうだが、ヒルも多いしコロナもあるので今は自粛中とのこと。
かなり健脚。![]()
今回は私と同じで、ここから折り返し戻るそうだ。
ところで、今日は本当に藪蚊が多い。
蚊取り線香持ってきたが、ライターが付かずに使えない話をすると、ライター持っているよ!とオジサンが貸してくれた。
早速お借りして、蚊取り線香に火を点けた。
蚊取り線香の匂いが、今日は頼もしい。![]()
帰り道は、線香の効果か寄ってくる蚊は少なかった。![]()
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オジサンとお話していたら、大垂水方面からやってきた若い女性一人。
バスで大垂水まで来て、高尾山口まで歩かれるそうだ。
始めて歩くコースなのだが、寝坊してこの時間になってしまったと苦笑い。
このコースは本で見て来たそうで、あまり詳しくない様子。
どこで昼食しようかと考えていたそうだ。
まだ時間は11時過ぎだが、皆昼食をしていたのを見て彼女も昼食となった。
エッ?まだ歩き始めて30分ほどだけど・・・![]()
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彼女は昼食の準備開始。
リュックからバーナーを取り出し準備を始めた。
本格的だ!
今日のメニューは袋入り生麵とコーヒー。
辺りに良い香りが漂ってきた。
山での食事は、山歩きの楽しみの一つ。![]()
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ゆっくり楽しんでくださいね!
食事の邪魔をしてはいけないので、お二人にお別れの挨拶をして先に出発。![]()
いっぱい飛ぶ蝶を楽しみながらの帰り道。
アゲハ蝶がいっぱい飛んでいた。
その中に、一際目を引く蝶がいた。
アサギマダラだ!
行に見かけたアザミの花には、蛾が止まっていた。
そろそろ花も少ないので、蝶も花探しが大変だね!![]()
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今日はいつになく歩いた。![]()
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靴が合わないせいだろうか、足が痛い。
運動不足は駄目だね!
汗をかきながら、13時30分に駐車場に戻りました。![]()
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今日の記録
時間:4時間20分(休憩含)
距離:11.3Km
本当に今日も暑かった~!![]()
駐車場脇広場の水道で、頭から水を浴びて汗を流した。
持って行った水筒は空。
早速駐車場脇の自販機でドリンクを購入。
選んだのは栄養第一のこれ。
疲れた体に炭酸が心地よい!
最高~![]()
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あまりに疲れたので、少し藤棚の下のベンチで休憩です。
このベンチは天国。![]()
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広場を吹き抜ける風は熱風だが、火照った体には心地良かった!
しばらく休憩していたら、着ている服も乾いてしまったほど。
毎回歩いている南高尾山陵。
新しい発見も少ないが、今日も素敵な人達との出会いがありました。
山での出会いは、山歩きの楽しみの一つ。
仕事や家庭を離れ、金も名誉も見栄もない自然の中で、人の心は素になれる。![]()
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そんな場所での心の触れ合いは素晴らしい。![]()
また、山歩きを楽しみに来るとしましょう!
平日の今日は本当に静かだった。
戻った駐車場もガラガラ。
コロナ禍の今は、山歩きも平日が最高だね!
最後までお付き合いありがとうございました。




























