3月27日
石老山を登って来ました。
 
ここは一度登った山だが、記憶に新しい。
しかし、調べると登ったのは2014年5月。
もう5年も経っていました。(笑)
 
いつもの様に車で出かけました。
石老山登山で駐車場可能な所は2か所。
相模湖から津久井湖への国道412号沿い「石老山入口」信号脇に1か所。
 
もう一か所は相模湖病院脇。
ここは登山口でもあるので、ここに停められれば一番。
 
前回はここに停めここから登ったのだが、今日は満車。
病院車両も多いので、迷惑かけてもいけないし…
 
止む無く、顕鏡寺まで行き、お寺の方に許可を頂き、
参拝者用駐車場へ停めさせて頂きました。
 
土日祝はさらに混むことが予想されます。
 
自家用車でお出かけなら、石老山入口傍にある
さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」に駐車するのがお勧め。
帰りに温泉へ入れば、駐車料金は無料です。
(登山途中出会った市職員のお勧め)
 
駐車場で困ったせいか、前置きが長くなりました。
パー
 
顕鏡寺境内の大きな杉の木。
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この杉は津久井の名木「蛇木杉」
樹高20m、樹齢推定400年、凄い迫力です。
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山門
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山門左脇にあるお堂
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大きな岩の下にお堂
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その説明書き
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玄海法師はここで修行生活していたのですね!
 
因みに、この顕鏡寺は、
平安時代に源海法師によって創建。
境内には樹齢数百年の巨木が並び荘厳な雰囲気漂っています。
 
このお寺は、もう一つ話題になったこともあります。
それは、NHK朝ドラの「花子とアン」に出てくる、
仲間由紀恵演じる炭鉱王の妻「柳原白蓮」の菩提寺なのです。
 
 
前回来た時は放送中で、百蓮さんがより身近に感じもしました。
そんな当時の事を思い出しながらお参りを済ませ、
いよいよ登山です。
 
この鳥居を潜って石老山へ登って行きます。
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石老山はとっても大きな岩がいっぱいある所です。
 
登り始めて直ぐ、早速大きな岩が出現。
大きな岩にはそれぞれ名前が付いています。
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「蓮華岩・大天狗岩」の説明書き
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前回登った5月には、辺り一面シャガの花が咲いていましたが、
3月の今回は、小さなお花が一輪。
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木の根がいっぱいの道を登ります。
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道が二手に分かれています。
右が「さくらの道」ハイキングコースと書いてある。
迷ったが、山頂近道の左を登ります。
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さらにコース沿いには至る所に大きな岩。
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岩だけ見ていると大きさが分かり難いが、
比べると人がこんなに小さく見える。
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この岩の名前は「鏡岩・小天狗岩」
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本当に大きい岩です。
 
登山道は素敵な杉林の中を登る
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さらに沢山の岩を見ながら登ると、大きな岩の下に祠。
擁護岩(雷電岩)
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これ程大きな岩が露出している山は珍しいですね。
 
どの岩がどれなのか分からない程沢山の岩があるが、
切れ経った岩の上から見る景色が素晴らしい。
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向こうに見えるお椀型の山は、
桜の綺麗な津久井湖脇の城山のようだ。
(帰り道、津久井湖畔の桜を見に寄ることに)
 
大きな岩を見ながらの登山も、あと1.5Kmで頂上。
というより、まだ1.5Kmもある(汗)
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時折、スギ林の素敵な尾根道がホッとする。
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枯れた木の脇に可愛い花が疲れを癒してくれた。
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相模湖側が開けた所に休憩所
融合平見台(標高570m)
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5~6人が立ち話をしていました。
作業着の人や女性も2人、
装備も違い、登山目的ではなさそうです
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気になり、お声を掛けてみると、相模原市職員と業者の方?
 
今日は、相模原市の緑を守るための調査?のようです。
 
帰宅後調べてみたら、
相模原市水とみどりの基本計画」の一環業務のようだ(未確認)
 
どこの市町村でも、緑を守っていてくれています。
山が好きな私としては、本当に感謝です。
 
皆さんは、登るのはここまでで、
これから「さくらの道」を経由して下山のようです。
 
お別れして、頂上を目指します。
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顕鏡寺から頂上までは、2か所の休憩所がありました。イメージ 26
 
このベンチ前も相模湖が目の前。
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もう一か所、林の中の休憩所があります。
ここから下って登ると、石老山頂上です。(標高694.3m)
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丁度、顕鏡寺から1時間10分の登山でした。
 
さて、お目当ての富士山は?
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霞んでいて見えません。
残念!
 
こんな冨士山が見えるはずだが…
(前回登山時の富士山)
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また見に来るとしましょう!
 
頂上広場では、作業をしているオジサン達3人。
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ベンチを直しているようです。
地面を掘り返し、ベンチの足を埋め直す作業のようです。
ここまで登って来ての作業、大変ですね!
 
皆さんの努力で、素敵な山を楽しませてもらっています。
感謝!!
 
広場にあった案内図。
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ここも東海自然歩道なのですね!
 
時間は11時半、そろそろお腹も空いて来たので昼食ですが、
作業している人の傍では失礼なので、ここでの昼食は止めました。
 
さて、これからのコースは、
大明神展望台~関川・蓑石橋を経由するコースの予定。
 
しかし、そちらは下ってから車へ戻るには2時間以上かかる。
さらに車道をかなり歩くことにも。
 
車道を歩くのは、あまり好きでは無いので、
結局、登って来た道を戻る事に決定。
 
頂上では休憩無しで下ります。
頂上から3分程の所のベンチ一個の休憩所で昼食。
 
今回、登りでは2組しか出会わなかったが、
昼食をしていたら何組も登って来た。
 
そのうちの一人のオジサンが声を掛けてきた。
 
お話をお聞きすると、
相模原市の上矢部にお住まいの70歳中頃の方。
月1回は石老山へ登られているそうだ。
 
若い頃はアルプスなど随分登られたご様子。
いろいろな山のお話をお聞きしました。
 
またの出会いを約束してお別れです。
頂上を目指す後ろ姿はお元気そのもの。羨ましい限り!
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昼食を終えて下山途中、
登りの時迷った「さくらの道」コースで下山してみました。
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下山時は、風が通り抜ける山道。
寒くて一枚上着を着たが、
「さくらの道」は風が通らないせいかポカポカ陽気。
思わず上着を一枚脱ぐほど温かい。
 
このコースにも上り程では無いが、大きな岩がゴロゴロ。
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さくらの道は相模湖側。
プレジャーホレストが直ぐ目の前です。
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さらに下山すると開けた所に出ました。
そこからの景色が素晴らしかった。
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「さくらの道」は緩やかな下り坂。
顕鏡寺にお参りしながら、
おにぎり持ってこの景色を楽しに来るのも素敵だ!
 
緩やかな道を下った所が顕鏡寺。
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顕鏡寺本堂にご挨拶しました!
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この顕鏡寺は高野山真言宗のお寺。
 
今日の無事登山のお礼と、
白蓮さんの冥福をお祈りして帰路に着きました。
 
 
今日の記録
総時間:3時間(休憩30分含)
総距離:4.8km
総歩数:9500歩
 
 
前回登った時の、シャガの花咲く石老山の様子はこちら
 
 
 
最後までお付き合い有難うございました。