こんばんは。

SWL(エスダブルエル)leather & silver

スタッフのYOMEです。



この写真でクラフトマンが広げている革が、

SWLのレザーアイテムに、メインで使用している「Sベンズレザー」という革です。



「Sベンズレザー」は、国内最高峰のタンナー 昭南皮革工業所 が、

つくり上げる最高級の牛革です。

タンナーとは、皮から革を作る業者さんのこと。

動物の「皮」を腐ったり固くなったりしないように加工して、

製品として使える「革」にするのがタンナーさんの仕事です。

皮を革に加工する事を “なめす(鞣す)”といい、英語で tan というんです。

なめす方法は多種多様で、それぞれの革やタンナーによって異なります。



この「Sベンズレザー」は、手間と時間をかけてなめされる革で、高品質で高値な革です。

使う皮(原皮)にもこだわっていて、9~11月に入る北米産の上質な皮のみを使っています。

そして、その原皮を一般的なタンニンなめしの革よりも、長い時間をかけてなめすのです。

時間をかけてなめされることで生まれる「コシの強さ」があり、

オイルをたっぷり含ませた独特の「モッチリ感」があるのが魅力です。



要は、ヘニャヘニャしないコシのある革なんですが、

カチカチではなく、しなやかでモッチリとした質感なんです。(余計分かりにくい?^^;)

こればかりは触っていただかないと正確には伝わらないんですが、

もしかすると、あなたが今まで感じたことのない質感の革かもしれません。

私が最初触った時は、初めての質感で驚きました。



すぐにヘタレないタフな製品に必要な「強靭さ」と、

使い勝手の良さに必要な「しなやかさ」を兼ね備え、

使い込むほどに深い味わさをかもし出す

SWLのレザーアイテムには欠かせない革「Sベンズレザー」

その革を、今日も切り出し、染めて、形にしていきます。




「使う革が変われば、例え同じつくり方で、同じものをつくっても、

全く違うものになる」と、クラフトマンは言います。


この「Sベンズレザー」自体が高価な革で、

さらにオールハンドメイドにこだわって製作するため、

SWLのレザーアイテムは、それなりの金額になってしまいます。


でも使う革にも、つくり方にも、どちらも妥協せず、

これからもつくり続けていきたいと思っています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。



SWL leather&silver
Ryuji Tashima leather works


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