こんばんは。

SWL(エスダブルエル)leather & silver

スタッフのYOMEです。


お休みをいただいている昨日の日曜日は、

京都市立美術館で開催中の三浦景生の染め 白寿の軌跡」展に行ってきました。



三浦景生(みうらかげお) は、昨年99歳で亡くなった染色作家です。

会場に入って始めに展示してあったのは、三浦景生が99歳の時製作した最後の作品。

それがめちゃくちゃセンスいいし、アバンギャルドでかっこいい!

まさか99歳の方がつくったなんて思えないエネルギッシュな作品で、

これから始まる展覧会に胸が高鳴りました。

▼最後の作「白夜の白菜Ⅱ」(写真は全て図録を撮影したもの、です)



そこからは、どの作品にもそのセンスや表現力の高さに驚かれされっぱなし、

どれもユーモアがあって洒落てる、楽しい作品ばかり!

1日見ていられるくらい予想以上に良い展覧会でした。

印象に残っている事を、ちょっと紹介したいと思います。



歳をとるにしたがって、

これは染色なのかという物議をかもすような新しい技法で作品をつくり続けた三浦氏。

上映していた映像の中でこう言っていました。

「技法は自分の言葉です。だから自由でいいと思うんです。」

その映像の三浦氏は85歳、髪は真っ白だけど顔は少年のようでした。

そして、キラキラした目で

「人と同じ事やっててもつまらんでしょ」

と笑っていました。



この「たけのこ畠の虹」という作品に寄せた三浦氏の言葉も印象的でした。

「・・・タケノコの斑(ふ)を一つずつ変えてそれぞれ変化をつけています。

まぁ遊びですね。やはり私の作品は、遊びというのがかかわる。

あまり決まりきったことよりは、遊びとかよろこびですね、

そういう要素がいつもほしいのです。

仕事に遊びの要素がないと続かないですわな。

作品を見るひともしんどいでっしゃろ。」



今回見ることのできた三浦氏の仕事から、

大切なことをたくさん教わったように思います。

新しいものを生み出し続ける在り方や、

死ぬまで輝き続けられるヒントをもらったような気がします。

すごく勇気をもらったと、クラフトマンもやる気に満ちた顔をしていました。

帰ってすぐ、三浦氏の作品から得たインスピレーションを描いていました。



実はこの展覧会の後、4Dでシンゴジラを観てきました。

すごい振り幅でしょ。笑

座席が動いたり、空気や水が飛んできたり、臭いがしたり、

4Dも面白い初体験でした。もう行かないだろうけど、、^^;





最後までお読みいただき、ありがとうございました。



::::::::::: ▼お知らせ▼ :::::::::::


ホームページでもお知らせしている通り、

只今、オーダーメイドのアイテムのご注文が混み合っており、

すでに11月中旬までの製作予定が埋まっています。

現在ご注文いただいたアイテムについては、納期が11月下旬以降となります。

クリスマスプレゼントや、年初めから使い始めたいアイテム、成人祝いなどで

オーダーメイドのご注文をお考えの方は、

できるだけ早めにご相談いただいた方が良い状況です。

徹底した丁寧な手仕事にこだわるSWLでは、一点一点の製作に時間と手間をかけています。

お待たせするのは心苦しくもありますが、その分良い仕事をお届けしたいと思いますので、

どうぞよろしくお願いいたします。




クラフトマン田島隆治の妥協なき手仕事による 
魂を宿すレザーワークス SWL leather&silver

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