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P患日和(ぴ~かんびより)

思いがけず進行性難病とされるパーキンソン病と診断されてしまいました、
落ち込んだけど、落ち込んだままでもいられない、
ならいっそそれなりの楽しい人生を送りたい!ゆっくりマイペースで…

この2日、あまりにもお天気が悪くてお散歩に出られなかったsora君、あまりの退屈のせいか、いつもは見向きもしてくれないのにカメラ目線ばっちり!


今日は2か月ぶりの通院日。
到着したら神経内科前のベンチにはいつもより人が少ない!、ラッキーv(^-^)v時間予約制なんですが、初診の人は予約でないので、直前に初診の人がいたらえっらく待たされることになるのです。初診の人はこの頃すぐわかります、だいたいご高齢の方でご家族がぞろぞろ~と一緒に待たれているので…。
私は初診の時も一人やったし、時間も短かったけどね(笑)

さて、私の現在の状況は、ありがたいことに一定の範囲内では安定しているので、先生は関節の固さや歩き方なんかをチェックするけど、今のお薬の状態で特に問題ないので、量は継続です。

・ ECドパール 3錠/1日 これをすべて1/2に分割して、一日6回に分けて服用。その日の用事なんかで多少前後しますが、だいたい7時・10時・12時・15時・17時・20時の6回、食後に飲むか食前に飲むかはいろいろ議論もあるけど、私はなるべくたんぱく質やビタミンB6の影響を受けないように、食前に飲むことが多いですが、原則的にはそれほど気にしてません。


でもね~~、実は今日は結構脚のガクガクがきつめだったんだなぁ~( ̄ー ̄;
まず家出た時からなんか呼吸が浅くて鼓動が激しい感じで、歩く速度も遅め…、見た目には気付かれない程度だけど、脚はけっこうガクガクしてた。
これはPD由来のもんなのかな?自分の感覚的にはあまりにも蒸し暑い天候の影響みたいな感じもするんだけど…

まだ生活に影響するほどじゃないけど、日によっての体調の変化には注意しておこう。
そんな感じの日だったので、帰りにおいちいものを食べに行く元気もなく、雨も降っていたので、スーパーで食料品買い物しただけで帰ってきちゃったぁ、
たまにはコじゃれたカフェとか行きてぇぇ~(。>0<。)
まぁ、これは吐き出しといた方がよさそうなんで、書いてしまう。
実家の父とは昔からいろんな事がかみ合わない、とはいえ親子なので、父の心の動きや心配心していることなどなど、よぉくわかってはいるのです。
父は「専業主婦」というのが大嫌い。うちの母がとてもエネルギーあふれたタイプで、家事含めて何もかも完璧にこなすスーパーウーマン(ばぁさん??www)なために、世の中の主婦というものが怠惰に見えてしまうらしいです。
だから、私がOLやめて一時主婦していた時も電話に出るたびに「いつもいったい何してるんや?」が口癖でした。その後カフェ始めて忙しくしていた時はそれはそれで忙しすぎるのを心配、、、、まぁ、それは仕方ないです、親としてどういう状況になったとしても心配なんだろうから。
でも今は少し違う、何しろ病気のために仕事も続けられなくなったことは私自身がかなりつらい状況ではあるわけです。
でも、毎度電話で話すことになるたびに「いつも何してるんや?」と言われる(-。-;)毎度のことやし、別に深い意味があって言ってるワケじゃないのもわかってる。ただの口癖なんやろなぁって。
今の私は最低限の家事をこなせるだけでもありがたい状態であることは多分わかっていないので、悪気なく言ってるだけなんやろな~
…てね~~わかっちゃいるけど、何故かどんよりした所へ導かれてしまうんやなぁ~
ははは……(^▽^;)そんなしょーもない事を乗り越える強さを持たねば。

ま、そうは言っても父には長生きしてもらいたいもんです。
どうもなかなか浮上できないみたいっす
病気以前はロンフドライブで、車ン中で好きな音楽ガンガンかけて気分転換、、、とかだったんだけど、今はそんなに長い時間ドライブするのも不安なのでダメ。
とはいえ投薬以前は10分が限度だったからそれを思えばまだマシかぁ~( ̄ー ̄;

普段いろいろとエラソーに前向き発言している自分ですが、やはりアカン時はアカンです。大したことないです>自分
ま、きっとそんな時でもガマンしてやり過ごしていけば、パチンとスイッチ入れ替わって立ち直るパターンなんで、今回もきっとそうでしょう~

落ちる時があるからこそ、浮上した時が楽しいはずやし、ね!

あさって金曜日は通院日やわ…病院の帰りにおいちいモンでも食べよかな(・Θ・;)
あ、食べ過ぎ注意!
こんな記事みつけました、パーキンソン病の治療にも応用できるのかな?下のほうにパーキンソン病についての記述もありました。
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7月1日付日本経済新聞朝刊健康面より転記
「光が照らす脳の迷宮 
よみがえる記憶、病気治療も 」

 脳は神経ネットワークが複雑に張り巡らされている。千数百億個ともいわれる神経細胞がどのようにつながり、膨大な神経回路網を営んでいるのだろうか。細胞と細胞の絆は知能の源泉だ。神秘のメカニズムに、光遺伝学という新しい手法で研究者が切り込んでいる。
 
  2×××年。海外の友人にメールを送ろうとして未来望さんが悩んでいる。「リンゴ」のつづりが思い出せない。英語教室で習ったのに「APLE」「iPhone」「iPS」など色々と思い浮かぶ。

 そこで手にしたのはペン型の特殊なライト。頭をレーザー光で照らしたとたん「APPLE」という記憶がよみがえった。望さんの脳の中で特定の神経細胞が光に反応し、正しい答えに導いてくれた。

 空想科学(SF)小説のようだが、既に研究室ではマウスで記憶を呼び起こす実験に成功している。

 光遺伝学という新しい研究手法の成果だ。遺伝子工学と光技術を組み合わせて、脳の神経細胞を光で操ったり観察したりする。研究は2005年以降、急速に進展している。

 米マサチューセッツ工科大学のRIKEN―MIT神経回路遺伝学研究センターには、脳の一部が光に反応するマウスがいる。大脳の海馬で記憶をつかさどる神経細胞が一風変わっている。植物プランクトン「クラミドモナス」が光センサーとして使う特殊な遺伝子「チャネルロドプシン2」が組み込んである。

 この遺伝子は脳の特定の神経細胞で光を感じるたびに興奮し、脳の神経回路をオン・オフにするスイッチの役割を果たす。遺伝子組み換えマウスは光を当てると脳がひらめくのだ。

 実験では、思い出を封印した脳の奥にある扉をこじ開けた。マウスの頭に差し込んだ光ファイバーの先から、脳の一部の神経細胞に光を当てる。その瞬間、うずくまってしまった。かつて電気ショックを受けたつらい体験がよみがえったのだ。

 利根川進センター長は「特定の記憶を光で引き出せた。大脳の海馬は最も研究が進むが、脳の神経細胞にとどまる記憶を明らかにできたのは初めて」という。英科学誌「ネイチャー」に報告、注目を集めている。

 脳の複雑な神経回路網は、どの経路がどう記憶に関わるのか詳細は未解明だ。光遺伝学の手法がなければ、ここまで脳の仕組みに迫れなかった。そのうえ一つ一つの神経細胞の機能を切り替えられるならば、脳を光で制御できる。

 従来、脳の神経細胞は電気で刺激した。「電気は広い範囲を刺激し、どの細胞が働いているのかが分かりにくく、正確性に欠けた」(東北大学大学院の八尾寛教授)

 光遺伝学研究のために八尾教授らは、足で光を感じるラットを生み出した。青色発光ダイオード(LED)の光を飼育ケースの底から足裏に当てると、触るなといわんばかりに足を上げる。

 ヒゲも光を感じるようにする。16個のLEDを明滅し、ヒゲを刺激する。ヒゲから大脳に情報が伝わるとされるが、脳がどう働くのかを調べる。暗いところでヒゲが目の代わりをする驚異の能力を探りたいという。

 光遺伝学は脳の機能を解明する強力な道具になるだけでなく「脳の病気を治せる期待が大きい」と研究者らは興奮気味だ。

 パーキンソン病はドーパミンと呼ぶ物質を作る脳の神経細胞がうまく働かず、手足が震える。脳の病気は神経細胞同士のつながりが乱れて発症する場合が多い。細い針で脳の深くに電気刺激を送る治療法があるが、脳に光を照射して治せるかもしれない。

 ほかにも「光を感じる神経が集まる目の網膜を治したり、弱った心筋細胞を光で再び拍動させたりする治療法が考えられる」(八尾教授)という。体に自分以外の遺伝子を入れる方法では今すぐの医療応用は無理だが、目の治療研究は国内外で動物実験の水準まできた。睡眠の質を高める研究もある。

 脳は最後の暗黒大陸ともいわれる。光遺伝学の登場は光明だ。複雑怪奇な迷宮に一筋の光が差そうとしている。
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どうも日曜日からちぃとネガティブな方向に向きがちな感じです(気持ちのほうですけど)
誰でも波ってあると思うんですが、私も結構ドーーンと落ちちゃう時あります。まぁこれは病気になったからじゃなくて、もともと根っこの部分はネガティブでなんでも後ろ向きな自分ってものが存在してるからだと思う。
以前ダンナさんに対する感謝をつづったことあるんですが、まぁこういっちゃなんですが、ダンナはもともと悪いほうへは深く考えない人物です。アホがつくくらい(笑)
だからこそ助かってるワケなんですが、時々そんなところが「カッチィ~~~ン!!!(-""-;)」とくることも当然あるワケでして。
まぁ、病気なんて、自分がなってみなくては絶対にその人の気持ちなんて理解できようもないですよね、ほんまにこれは自分がなったからこそ思う。だからしゃあないんですよね、それは、うん。

それにしても物事って、なにかアカン事が起こると、どう~~してだか?いろんな事がつられるようにアカン方向へ行ったりすることありますよね、でも、ちとふんばって気持ち切り替えて、アカンパターンから脱却することも可能です。病気になったからこそ得た能力??:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
ま、私の場合は人生すべて気の持ちよう…ということでガンバルv(^-^)v

昨日は梅雨の晴れ間でキレイな青空だったよ~でも今日はザザ降り


本日はイロイロあってめちゃくちゃ疲れたし、なんかすべてがカラ回りな感じの一日であった…まぁそんな日もあるさということで。
夕方から低気圧が去って台風一過のような空模様になったけどめちゃくちゃ蒸し暑くて早々に退散したにょろ


思えば足が動きにくくなる前の腰痛が、実はP病の前兆だったのかな?整形外科でも椎間板の間隔が少し狭くなっている箇所がひとつあるとは言われてるけども。自分の感覚的なものだけど、どうも整形外科的な痛みというより筋肉の固縮的な痛みのような感じ、なんていったらいいかわかんないんだけどぉ~
神経内科行く直前くらいにひと月に3回もギックリなってしまって、あれは本当に大変だったっけ…
Ldopaが効き始めてから腰痛がぐっとマシになっていたけど、このところ時々痛くなるぅ、昨日ちょっとキツメに痛くて「あれれ?」って感じがあったんだなぁ、でも今日は少しマシみたいです。
とっても晴れたけど今日も夕焼けにならず。
風が強い日だったので六甲の稜線もくっきり