ニイハオ、ゴローです!

まだ読了していませんが、まとめの続き!

中国で勝つ 10の原則と50の具体策/東洋経済新報社

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・2008年にアメリカに本社を持つ380社に対して実施された調査では、
70%の企業が中国ビジネスで利益をあげている。
・欧米企業が中国で高い利益をあげている要因の1つとして、経済成長のパターンの
転換をとらえ、国家戦略を深く理解していることなどがあげられる。
・フォルクスワーゲンは、グループの中で中国市場がもっとも高い利益率をあげている。
・2011年現在の中国の一人当たりのGDPは、日本の1970年代後半の水準に達したに
過ぎない。
・2010年10月に中国で決定した第12次5カ年計画の5大目標のうち、第一の目標は、
「経済発展方式の転換を加速し、科学発展を促進する」ことである。
・これは、日本の70年代と同様に、経済構造を変化させることにより、経済発展の仕方を
転換することを目指したものである。
・中国国務院は、2010年9月、発展させるべき戦略的新興産業を決めている。
環境、省エネ、次世代IT技術、バイオ、高技術設備製造、ニューエナジー、新素材およびエコカーの7つの産業を今後10年間の重点領域にする。
・日系企業は、中国国家戦略という大きな流れをとらえた上で、自社の中国戦略を策定するかという事が重要である。
・経済全体のパターンをつかむだけではなく、消費者およびマーケットセグメントに対して
深い分析をすることが重要である。
・2010年、中国で最も観客動員数が多かった映画は「唐山大地震」
・中国で物事をなすにあたって、個人的調整力・バランス能力が重要である。
・中国で成功する経営者は、「兼容並畜(さまざまな要素を融合する。もしくは並行に行う)」能力が必要であり、多くの矛盾する事柄のよい面を吸収し、バランスをとって調整する能力が必要とされる。
・中国で必要とされるのは「中道」の概念である。複雑な問題を処理する際、または企業変革の際に、極端に走らないことを意味する。
・中国・世界の通信業界をリードしている中国IT企業の「華為技術(ファーウェイ・テクノロジー)」の創始者は、常に「グレー管理」の重要性を訴えている。
・中国の国有企業は中国経済の基本かつ重要組織であると考えられており、株主のためだけに存在しているわけではない。中国政府は、大手国有企業に対し、国家に代わって広範囲の経済・社会目標を達成することを要求する。
・大手国有企業の経営者は、GDP増大および雇用の増加に直接関連する売上げを重視する傾向がある。
・中国の経営者との会話の中で良く出てくる言葉は、「収入増長」「市場主導」「競争優勢」などである。
・中国企業は、往々にして売上げを増加させるために1つのビジネス領域に留まらず、多角化の道を
たどる傾向がある。


続き、、、