どうも、ゴローです!

立て続けに、自分の考えをまとめています。

前回に引き続き、会社のあり方について考えてみる。

なんとなく自分の中で考えていたことがあり、
モヤモヤしていて、本も何冊も読んでみた。

次なる飛躍をするためには、どういう組織、どういう会社形態が
望ましいのだろうか?

昨年、ベンチャーキャピタリストの原丈人さんのお話を聴けたのが
個人的には非常に刺激的だったし、今までモヤモヤしていたものが
晴れてきたような気がした!

原さんの著書。
ブログなどで検索してみると、色々と賛否両論あるようだが、
次なる新しい会社のあり方を探っていた僕にとっては、大きな発見だった!
21世紀の国富論/原 丈人
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いくつか抜粋。

【目的に合った組織をつくる】
・バングラディッシュのNGOであるBRACは、様々な営利事業を行っている。

・NGOは、そもそも非営利の組織であるはず、、

・BRACは、バングラディッシュの農村地域における生活水準の向上を
目的とした組織であるが、一般の株式会社と同じようにスーパーマーケットを
経営したり傘下に事業会社をもつなどして、年間で100億円以上という利益をあげている。

株式会社もNPOも、英語でいえば同じコーポレーション(法人)であるが、何が違うかといえば、
儲けたお金を全額、この組織がつくられた目的のために再投資すること。

・会社の株主にあたるものが存在せず、配当のような形で利益を還元することがないのである。

・NPOにおける「非営利」とは、あくまでも株主という立場に立った利益の不在を示すものであり、
営利事業を行わず収益がない、という意味ではない。

・日本ではまだボランティアのイメージが強いNPOだが、特定の目的のために営利事業を行う
新しい法人のあり方を考えていくことが、これから求められていく。

・何が何でも株式会社ではなく、果たすべき目的に合った法人の多様性をしっかりと
作っていく必要がある。

・アメリカ型501(C3)コーポレーションのようなNPO法人

原さんの会社は、BRACが4割の株式会社なので、この部分に関しては
株主に還元することなく、儲けたお金をこの組織が作られた目的のために
再投資することが可能なのです!