やらねばらないこと、やるべきこと、やったほうがいいこと、やりたいこと。 | 今日のスイッチ!

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スイッチカンパニー代表 芝が更新しています。

9月に突入してからというもの、毎日がこれまで以上に、勢いよく過ぎていきます。

1日があっという間に過ぎていくのも、そういう環境も、私自身は嫌いではなく、むしろ好むタイプなので、決してネガティブではないものの、それに伴う良い意味での危機感や緊張感、自分自身のキャパシティと向き合う過酷な時間(笑)を過ごしているとも言えます。

 

やらねばらないこと、やるべきこと、やったほうがいいこと、やりたいこと、これらのバランスは、何かに集中して取り組むときにはどれも必要で、「やらねばならないこと」に囚われ過ぎると、創造力や目的が希薄になり、「やりたいこと」だけに囚われると、客観性や柔軟性の大事さに気づきにくくなります。

これらは全部大事で、常に各フェーズは同時進行。でも自分にとってちょうどいいこれらのバランスが崩れると、いつの間にか「仕事に追われ」てしまう状況になり、発想力、発信力、柔軟性が弱まり、余裕がなくなり総じてパフォーマンスが下がる、ことになるなと思っています。客観的に自分を見つめて、今この段階に陥りそうな状況に戦々恐々としています。

 

こんなことを直接ブログでアップするのは、私に日々起きることや、感情や想いは、スイッチカンパニーの成長記録の一部であり、情けないこともカッコ悪いこともそれらを含めて、「今」のスイッチカンパニーのリアルだと思っているからであり、それが「今のスイッチカンパニーの成長ダイアリー」なので、オープンにしてしまうことに抵抗はないのです。(嫌な人はそもそも読まないだろうし)

いろんな人に本当に支えてもらって応援してもらってスイッチカンパニーがあるなということを感じる日々なので、私がまじめに記事を書くときは、素っ裸になったつもりで、スイッチと私のホンネをしたためています。

 

スイッチカンパニーは、あと約半月ほどで、9年目を終え、10年目に突入します。10年ってよく続けてこれたねと、声をかけていただくこともたくさんありますが、年数はあくまでも通過点だと思っていて、まだまだ次にスイッチカンパニーが目指すところ、チャレンジしたいことはたくさんあります。3年先、5年先、10年先、どうなっているか?ということと、どうなりたいか?という質問は、似ていそうで全く違うと思っています。

スイッチカンパニーは、これから先も、常にチャレンジを続けていけるフットワークとマインドをもって、世の中にあるたくさんのあたりまえに縛られず、柔軟に変化の先頭を走れることをめざしていきたいと思っています。

 

話は戻りますが、やらねばらないこと、やるべきこと、やったほうがいいこと、やりたいことのバランスの話ですが、これは私の場合は、一人ではついつい、やりたいことにのみフォーカスして走ってしまいがちなので、やらねばならないこと、やるべきこと、への対策が手薄になりがちです。とはいえ器用貧乏なところがあるので、あとで気づいて巻き返してもそれっぽくなることは多々あります。ただし結局それでは、根本的な対応や対処になっていないこと、も多かったりすることに気づいていました。

 

その点を改善していくために、一番必要だと思ったことが、当然ながら私自身の意識の改革と組織づくりの2つです。とはいえ、言い訳ではなく(笑)前者については、過度な改善がスイッチカンパニーらしさを失うことになってはいけないと思っているので、大事なことや変わらないことを明確にすることも重要なことでした。

約半年かけて、その環境や変化は、スイッチカンパニーにとって、物理的にも精神的にも徐々に浸透してき、新しい土壌が出来つつあります。でもそれは、まったく別のスイッチカンパニーなのではなく、これまでをベースにしながら、さらにバージョンアップしたスイッチカンパニーということです。

 

『早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け』

これは、アフリカの諺であり、アル・ゴア元米副大統領や岸田さんなんかも演説で引用したことがある言葉なので、知ってる人も多いと思いますが、私にもこれはグサリと刺さっています。

たしかに、早く行きたければ一人のほうがいいこともあるでしょう。早くいくには、シンプルで身軽なほうが確実にスピードがあがるから。でも、目指したい場所は今はまだ見たり経験したりしたことがないステージだとしたら、それは一人でめざして行くには難しいし、仲間と共に進んでいくことで、より鮮明にその場所が見えてくるのだと思っています。

スイッチカンパニーが今めざしているのは、まさにそんなチャレンジの仕方なのだと思っています。

 

これまで丸9年会社をやっていると、いろんな状況に直面したり、いろんな価値観と出会ったり、右往左往したり、人が変化をしていく瞬間、組織が変化をしていく瞬間を、良し悪し含めて、たくさん目の当たりにしてきました。自分でどうにかできることとできないことの中で、たくさん悩んだ気もしますが、そんなことで悩んでしまうのは、自分以外の環境や相手に何かを求めてきたからだなと、最近素直に気づき、そして自分が未熟だったなと思っています。

愛媛には、約6万の「働く場所」があり、愛媛に本社のある会社も1万社以上あります。

そんな中で、偶然か必然か、出会って同じ場所で働くっていうことは、そのめぐりあわせも奇跡だなと思うのです。

 

学生たちの就職支援の仕事をしていると、経験したことがないからこそ、外側に意識が集中しがちで、その限られた外側の情報に自分の経験や知識をプラスして、イメージすることで、ここに就職しよう、と決めるのだと思いますが、実際は、その会社に入ったあとに、自分がその場所でどう変化や成長をしていきたいかが、大事なのだということを学生たちへも伝えていかなければならないなと思います。


やらねばらないこと、やるべきこと、やったほうがいいこと、やりたいこと これらの現在進行形にしっかり目をむけて、一人一人が得意とするそのポイントを責任をもって推進し、その掛け算がチームとしての驀進力につながっていけるよう、リーダーとして地に足をつけて歩みたいと思います。

 

今期もやり残しなく、メンバー一同で走り抜けます!

※イベント目白押しだけど(笑)