家の片付けがうまくできません。
収納方法が分からないので教えて下さい。
そんな方からのご依頼があって、
HPには掲載していませんが、
個別に対応させていただいてます。
片付けって聞くとどうも苦手意識が働く。
そんな方は多いですよね。
なぜ?
ご自宅に伺ってみると、まずは玄関です。
家族の人数より多い履物が散乱している。
玄関に無くてもいいものや、
季節外れのオブジェや、
ずっと置きっぱなしのモノが目につく。
お客様用のスリッパが
決まっていないらしく、
しばらくスリッパを探すこと数分。
ここまでで、恐らく家の中もモノが
散乱した状態だと想像ができます。
どうして散らかるの?
1,モノが多くて管理ができていない
家にある収納以上のモノを
たくさん持っていて、整理ができていない、
オーバーフローの状態になっている方が多いです。
例えば、紙袋を例にとってみると
家の中にある紙袋を、全部一か所に集めて
どれくらい持っているかを現状把握しましょう。
元々はタダでもらっているモノですから
処分するハードルは低いでしょう。
まずは、どんな時に使うのか考えてみます。
雑紙をゴミとして出すときに使う、
あるいは、おすそ分けする時に使う。
毎日必要ということはほぼありません。
1っカ月当たり何枚必要か?
大きさはどれくらいのモノが必要か?
用途別でも枚数を考えます。
ある受講生さんから、
紙袋の話を聴いて、家の中の紙袋を
集まてみたら60枚もあったそうです。
使う用途を考えて
必要な枚数を整理して絞り込むと、
6枚になった!
2,誰のモノかが決まっていない
家の床がフローリングのため、
スリッパを使っている4人家族のお宅
でも、誰がどのスリッパを使うのかは
決まっていないそうです。
リビングやダイニングの椅子の下。
至るところにスリッパが脱いだままになって
いつも探している状態です。
季節に合わないスリッパも混在しています。
お伝えしたのは、
「スリッパは、一人1足づつで、
必ず誰のモノかを決めてください。
今のシーズンのスリッパだけにすること!
冬物は使わなければお手入れして
分かりやすい玄関スペースの近くに
収納しておくこと。」
3,戻す場所が決まっていない
玄関スペースは家族全員が通るので、
モノが置かれやすい場所でもあります。
無意識に置いていることが多い場所。
スリッパラックも、
一人一人戻す場所を決めて
自分で管理できるようにしましょう。
どこの場所なら使いやすいかな?
ここなら大丈夫という場所や、
収納方法を探してみましょう。
小さなお子さんでも戻すのは、
練習すればできるようになります。
もし、部屋のどこかにぬぎっぱなしの
スリッパがあったら。
「○○ちゃんスリッパを元に戻してね!」と
声を掛けます。
4,戻す習慣が身についていない
大事なことは習慣化です!
毎日歯磨きをしたり、
顔を洗うのは習慣になっていても
片付ける習慣ができていない、
という方は多いです。
無意識にモノを置くとどうなるか?
「確かここに置いたのに見つからない」
と探し回ることになります。
どうしても見つからない時は困るので、
また、同じものを買ってしまうという方も。
これって、ムダな時間とムダなお金を
使っているということです。
モノの置き場所をしっかりと決めて
元に戻すことを習慣化しましょう。
家族と情報共有することも大事なこと。
もし、場所を変更した時は、
家族にも伝えてくださいね。
我が家でも鍵の置き場所は
決まっていますので、
必ずもとに戻すように情報共有しています。
片付けができるようになるためには?
1,モノを管理できる量にすること
2,誰のモノか所有者を決める
3,戻す場所を決める
4,戻す習慣を身に付ける
ことから始めましょう!
収納用品は先に買わずに
まずは整理から始めましょう!
saiko
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