整理収納アドバイザーのsaikoです。
いつもブログに訪問いただき
ありがとうございます。

パーキンソン病がIPS細胞で治療できる
というニュースを見て、
義母もこの治療を
受けることができていたら・・・。
そんな思いと
義母の17回忌の法要を済ませ、
区切りがついたという気持ちになりました。
パーキンソン病は国が指定する
難病の一つです。
年齢に関係なく発症するそうです。
義母が、
パーキンソン症候群と診断されたのは
平成8年9月。
次男を出産して1カ月半の時のことでした。
朝起きると、
義母が布団の外に倒れていて
顔がパンパンにむくんだ状態でした。
体がつぱって一人では
起こすことができません。
夫と二人で抱えてやっと
起こすことができました。
義母は不安感がとても強く、
夜、眠れないので、
眠剤を通常の2倍服用していたようです。
不安要因は私の出産。
子どもが生まれたら、手がかかって、
自分(義母)の世話はできなくなる。
そんな思いがあったようです。
以前より、
抗うつ剤や神経に作用する薬など
10種類くらいの薬を飲んでいました。
いつも病院の付き添いも
長男を連れて一緒に行くことが多く、
心療内科診察は子連れでは
ちょっと厳しいものがありました。
不安感を訴える義母の話を
幼児の長男が一緒に聞くという状況でした。
次男がおなかにいるときも・・・。
倒れた義母の診断は、
パーキンソン症候群との診断でした。
パーキンソン症候群という名前も
初めて聞くので全くピンときません。
私自身は産後で思うように
動くことができませんでしたので、
近くの親戚の方にいろいろと
お世話になりました。
でも、
ずっと親戚の方にお世話にはなれません。
ここからが二人の子供の子育てと
義母の介護の始まり。
まずはパーキンソン症候群を知ることから。
長い介護と入退院を
繰り返すことで学んだことは、
「情報の整理」です。
病院を度々変わることや
治療する担当医師が違うと、
今までの経緯をその場で
話すのはとても難しいです。
そこで、
病気の発症からの症状の変化
身体の変化
現在服用中の薬
既往症
薬の副作用
かかった病院の担当医師
などなどをA4サイズの
表にしました。
薬についても
緊急転院することもあるので
一覧表にしています。
現在のようなお薬手帳がまだありませんでした。
症状が進行すると、
保健所でパーキンソン病の申請と一緒に
重症患者の申請もしてくださいと言われ、
「義母は重症患者なんだ。」
と気づかされました。
呼吸器装着中のため,痰の吸入が必要
酸素吸入器装着
24時間介護者が必要
経管栄養(鼻からチューブで胃に流し込んでいる)
寝がえりなどの動作は介助が必要
寝たきり状態(要介護5)
今現在、
病気の治療や介護に関わっている
ご家族の方や、ご本人自身の
情報の整理をすることをお勧めします。
急に情報が必要となるときには、
気が動転して肝心なことが
伝えられないことがあります。
そのためにも情報の整理をして、
エンディングノートを活用するなど、
されることが必要です。
今日は、
重たい内容になってしまいました。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございます。
saiko
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