整理収納アドバイザーのsaikoです。
いつもブログに訪問いただき
ありがとうございます。

先日、マンションの管理をお願いしている
不動産会社のセミナーに参加してきました。
オーナー向けのセミナーということで、
年齢層はちょっと高め。
時々は情報収集のため、
賃貸経営の現状を把握するために
参加します。
講師は,プリンシプル住まい総研の
上野 典行氏
空室対策が得意分野とのこと。
皆さん熱心に聞いていらっしゃいました。
少し内容をかいつまんで書いてみます。
【潮目の変化】
地方では世帯数が減少、
物件が供給過多のため、
物件が空室になるという現象が
起きています。
全国の空室率は23.2%
愛媛県は27.1%
空室が出ると家賃を下げます。
値下げ合戦のはじまりです。
家賃が下がれば大家さんの収入は減り、
メンテナンスなどにお金を掛けなくなる。
結果、
商品価値が下がる一方です。

新築物件でも最近は満室には
ならないそうです。
今までは、新築なら満室が
当たり前と言われていました。
でも、新築物件は高くなっている。
これは、建築費用全体が
高くなっていることが原因です。
今は金利が安いから
といっても、
建築費用が高いわけです。
材料費、人件費が上がっていることが
原因になっています。
高い費用を掛けた賃貸物件の値段は
家賃に反映されるということ。
=家賃の高い新築物件
という構図です。
高い新築物件と同じ設備で
築年数5年で少し安い物件があれば
そちらが選ばれるという
傾向になっているらしいです。
・バストイレ別
・エアコン付き
・温水洗浄便座、など
新築でなくても
選ばれるためには
付加価値が必要とのこと。
【お部屋探しの変化】
先日の新聞記事にも掲載されていましたが、
ネット検索はスマホがパソコンよりも
多くなっているとのことでした。
2015年にはパソコンよりも
スマホです。
スマホが無い生活は
考えられないという方が増えています。
自分の物件がスマホで見つからなければ、
話しにならない。



部屋を選ぶ条件の一つが
インターネット無料。
*経営している「ラ・ホーエン」では
既に導入済みです。
インターネットを個人で契約すれば、
月々5千円以上費用が掛かります。
インターネット無料の物件を選べば、
家賃も安くなると同じです。
オーナー負担で全室一括で契約することで
コストダウンできる。(共益費に含む)
「松山市」の新築物件の57%で
ネット無料を導入しているそうです。
無くてはならないネット環境ですね。
他にも、カスタマイズできる壁紙、
宅配ボックスの設置、ペット可物件、
などが挙げられていました。
お客様のニーズに合わせた戦略が必要です。
今日は空室対策のお話でした。
saiko
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